天皇陛下(徳仁親王)のホロスコープを読んでみた
今日は、天皇陛下(徳仁親王)のホロスコープを読んでみた。
落ち着いていて穏やかな印象の天皇陛下。
どのようなネイタル・チャートをお持ちなのだろうか。
天皇殿下のネイタル・チャート
天皇殿下(徳仁親王)
生年月日:1960年2月23日16時15分
出生地:東京都
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アセンダント(獅子座)に天王星が合
天皇陛下のアセンダントは獅子座。
「天皇」に相応しい王様の星座。
存在自体がパワフル。
その獅子座のアセンダントに天王星が合(コンジャンクション)。
アセンダントに天王星が1°未満でピタリと載っている。
天王星とアセンダント合は、革命児・カウンターカルチャーの人を表す。
天王星-水星-月・土星のヨード
天王星とアセンダント合の「革命児」という印象は、穏やかな天皇陛下のイメージとちょっと違う。
その理由のひとつは天王星ー水星ー月(土星)からなる二等辺三角形(ヨード)にあるのかもしれない(下図の赤丸印)。
月と水星がセクスタイル(60°)。
他者の感情を柔軟な知性で理解する性格を示す。
その月に土星が5室で合。
5室は自己表現の部屋。
5室で土星・月の合は生真面目・冷静沈着で誠実な性格を示す。
天王星-水星ー月(土星)の二等辺三角形(ヨード)が形成されることで、
月・土星(合)の冷静沈着さと、
水星の柔軟な知性が、
天王星の反逆性にブレーキをかけているのだろう。
太陽-冥王星のオポジション(180°)と海王星・木星で調停(複合アスペクト:クレイドルの形成)
「太陽ー冥王星ー海王星で90°60°30°の直角三角形」・「太陽ー冥王星-木星で90°60°30°の直角三角形」という2つの直角三角形を形成するクレイドルが形成されている(下図の青丸印)。
太陽ー冥王星のオポジションを持つ人は、冥王星の強い影響を受けてパワフルで個性的でアクが強いが、
そのアクの強さを木星・海王星がブレーキをかけている。
つまり、太陽ー冥王星のオポジションの緊張を、
木星・海王星によって緩和されることで、
野心を高い精神性へと昇華させてカリスマ性を発揮できる。
1室の冥王星
1室は自分の本質を示す。
1室冥王星はカリスマ性を示す。
7室の太陽
7室はパートナーシップを示すハウスだ。
7室太陽は「相手があっての自分」を示す。
天皇陛下はトップダウン型のリーダーではなく、周りの意見を聞きながら周りと歩調を合わせる調整型の天皇陛下にみえる。
3室の海王星
3室でICと海王星が合。
宗教的な家系に生まれた人に多い相だ。
まさに、祭祀を執り行う天皇家にお生まれになったことを示す。
金星・火星が合
天皇陛下のネイタル・チャートでは6室で火星・金星が合(下図の緑丸印)。
火星・金星の合を持つのは、何事にも情熱的な人だ。
まとめ
以上、素人の星読みが天皇陛下のホロスコープを読んでみた。
天皇陛下のネイタル・チャートは、
天王星ーアセンダント「合」&太陽ー冥王星「オポジション」という個性的なアスペクトの緊張が、
ほかの天体とともに、クレイドルやヨードなどの複合アスペクトを形成することで
緩和されているのが特徴的だ。
つまり、一見ハードなアスペクトがあっても、それが他の天体によってハードさが緩和されている。
また、天皇陛下のネイタル・チャートでは、天体が「風・火・水・土」、「活動宮・柔軟宮・不動宮」、「男性宮・女性宮」それぞれバランスよく配置されている。
天皇陛下は「バランスが取れた」御方なのだろう。
そして、「アスペクト形成に関与していない」=「孤立した天体」が天皇陛下のネイタルチャートに存在しないことも特徴だ。
「多くの天体が相互に協力・関与し合って天皇陛下のお人柄を形成している」という印象を受ける。