楽譜「はじめてのギロック」大人の初級者が弾いた感想【随時更新】

「はじめてのギロック」は初心者・初級者向けのピアノ教本である。

最近、バイエルの代わりにこの楽譜がよく使われるらしい。

長男は今「はじめてのギロック」という楽譜でピアノの練習をしている。

わたしはこの「はじめてのギロック」に収録されている曲が好きだ。

 

 

「はじめてのギロック」の特徴

「はじめてのギロック」はピアノ学習歴1年の私が初見で弾ける曲が多い。練習が必要な曲であっても、少しの練習で弾けるようになる曲が大半を占めている。

「はじめてのギロック」の特徴は、別の記事にまとめた。

大人の初心者・初級者におすすめの楽譜「はじめてのギロック」

「はじめてのギロック」に掲載されている曲を練習するたびに、曲の感想を随時継ぎ足していくつもりだ。

ここに掲載する感想はすべて、ピアノ経験1年ほどのわたしが実際に練習して弾いてみて感じたことを記したものだ。

ビッグノート・ソロ

さあ、ワルツを踊ろう

初心者でも初見で弾ける簡単なワルツの曲だが、曲の最後に、左手と右手が交差する箇所があるところがオシャレ。

 

のろし

変ロ長調の曲。

わたしが初めて弾いた「変ロ長調の曲」である。

一見「変ロ長調」で音符にフラットがついていてドキッとするが、実際に弾いてみると難しくない。

とはいえ、左手・右手ユニゾンの部分が半分を占めるし、1頁しかない曲なので、大人でも初見で弾ける。

 

小さな羊飼い

こちらも1頁しかない短い曲。

#(シャープ)と♭(フラット)が多用されているので最初は面食らうが、慣れると難しくない。

シャープとフラットに慣れるための曲、といった感じ。

ハ長調の曲だがシャープとフラットがたくさんついていて一見オエッとなるが、弾いてみると、さほど難しくない。短い曲なので、覚えればすぐ弾き終わる。

 

スクエア・ダンス

左手右手交互奏が中心・両手同時奏は一部のみ。

難しくカッコよく聴こえる曲なので、発表会用に向いている。

実際はそれほど難しくないのでおすすめ。

 

おばけの足あと

出だしは「ゲゲゲの鬼太郎」を彷彿させる。

繰り返しが多いので、パターンを覚えれば楽に弾ける。

 

新しいローラースケート

8分音符を均等な速さで弾く練習のための曲、という感じ。

最初はゆっくりと弾いて練習し、慣れてきたらスピードを上げて弾く。

楽譜に「Rather fast(速めに)」との記載があり、最終的にはそれなりに速い速度で均等に8分音符を弾きこなすことを目指すと良いのだろう。

速く弾けるようになるのには練習が必要だった。

最初はゆっくりとしか弾けなかったが、練習すれば速く弾けるようになるのが嬉しい。

 

ガラスのくつ

左手右手交互奏が中心で、難易度は思ったより高くない。

見た目よりもすんなり弾けてしまった。

ワルツの曲なのでステキに聞こえるので、発表会で映える曲だ。

エンディング部分は、シンデレラが走り去るときガラスのくつをなくした場面が表現されている。こどもが喜びそうなフレーズである。

 

アクセント・オン・ソロ①

のぼっておりてキーボード

左手右手交互奏。

この楽譜のなかで一番、簡単な曲。

長男はこの楽譜で一番最初この曲から練習した。

 

子犬

左手右手交互奏。

初心者向けなので、すぐ弾ける。

 

サーカスのピエロ

左手右手交互奏。

短い曲。

初心者向けなので、すぐ弾ける。

 

スノーマン

左手右手交互奏。

短い曲。

初心者向けなので、すぐ弾ける。

 

ハロウィンの魔法使い

左手右手交互奏。

両手同時奏はないけれども、左手と右手を両方使って1フレーズを弾く曲。

お化けが出てきそうな、ハロウィンを彷彿する曲調が面白い。

 

リトルブラスバンド

ワルツの曲。

左手コード(1音のみ)・右手メロディーというように、「のぼっておりてキーボード」から比べると、少しずつ難しくなってきた。

 

おとうさんのロッキングチェアー

これも4分の3拍子の曲。

初心者でも初見で弾ける。

ロッキングチェアーがゆったりと揺れるイメージの曲。

 

ガラスのビーズ

左手右手交互奏だが、左手と右手で1つのフレーズをなめらかに弾く練習になる曲だ。

ガラスのビーズがゆらゆらゆらめいて光り輝くような、不思議な雰囲気の曲。

 

ステイト フェアー

マーチの曲。

両手奏の部分が増えてきた。

元気が良い4分の4拍子の曲なので、イメージしやすく弾きやすい。

 

空とぶじゅうたん

ワルツの曲。

1曲丸ごと、左手と右手で1つのフレーズをなめらかに弾く練習になる曲だ。

 

柱時計と腕時計

ほとんどが左手右手交互奏なので、初心者向きの曲。

古い家の居間にある柱時計がボーンボーンとなるようなイメージの曲。

 

冬の風

この曲を弾くと、冬に北風が吹いている様子が思い浮かぶ。

個人的には、アクセント・オン・ソロ①の中で一番難しい曲だと思う。

アクセント・オン・ソロ①の中で終わりに近づくと、両手同時奏が増えて、だんだん難しくなってきた。

両手で別のフレーズを弾く箇所があり、その部分だけは練習が必要だ。

 

竹にそよぐ風

中国風の曲。

タイトルに「竹」とあるので、中国をイメージした曲なのだろうか。

左手がコード、右手がメロディーというように、徐々に曲の難易度が上がってきた。

 

インディアンの雨乞いダンス

4分の4拍子。

基本、右手コードなので、簡単に弾ける。

インディアンの儀式を彷彿させる、ちょっとおどろしい曲。

 

サマータイムポルカ

左手右手交互奏が半分・残り半分は両手同時奏。

スタッカートとスラーを引き分ける練習になる。

 

グレーの小さなロバ

4分の4拍子でスタッカートが曲のほとんどを占める。

スタッカートとスラー・テヌートの弾き分けを練習する曲である。

繰り返しが多いのでわりとすんなり弾ける。

 

インディアンの戦いのうた

この曲も、4分の4拍子でスタッカートが多用されている。

この曲も、繰り返しが多いのでわりとすんなり弾ける。

 

パリの花売り少女

前述の「ガラスのくつ」と同じくワルツの曲。

こちらの曲「パリの花売り少女」のほうが「ガラスのくつ」よりも簡単で、楽譜を読める人ならばピアノ初心者でも初見で弾けるだろう。

♯がつく音符もあるが、一部のみ。

ほぼ左手右手交互奏のみ。

初めての発表会に向いている曲だ。

 

小川で水あそび

短いけれど雰囲気がある曲。

最初の4小節のメロディーからは「水遊びで水が飛び散る様子」が思い浮かぶ。

練習していくうちに好きになった。

短いのですぐ弾けるようになると思う。

 

帆船

これも本当に短い曲。雰囲気を味わってほしい。

 

ジプシー・キャンプ

タイトル通りの異国情緒あふれる曲。

わりとすぐ弾けるし、雰囲気がある曲なので発表会で映えると思う。

 

ガボット

1頁しかない短い曲。

初見でもわりとすんなり弾けてしまった。

短いけれども表現に富んでいて、個人的には好きな曲だ。

 

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