学童保育を利用しない理由
次男(小1)は学童保育を利用していない。
学童保育を「利用していない」というより、定員がいっぱいで次男は「利用できない」のだ。
学童保育は今、定員いっぱいですし詰め状態なのだ。
次男が通う小学校では、学童保育の部屋が小学校の中にあるが、学童保育の部屋はとにかく本当に狭い!
保育園も狭いけれども、学童はもっと狭い。
小学生になると子どもの身体も大きくなるし、活動量が増えるから、広いスペースが必要なのに、学童保育のスペースがとにかく狭い。
神経質な次男は、あんな狭い部屋で長時間過ごすことが耐えられないと分かっているから、次男は学童保育を利用しないことにした。
学童保育がもっとゆったりとした環境だったら利用するんだけどね。
学童保育:小学校の管轄外
学童保育に関しては小学校側は「知らぬ存ぜぬ」という姿勢だ。
学童保育と小学校は管轄は別だからだ。
たとえ学童保育と小学校が同じ敷地内にあったとしても、である。
具体的に言うと、小学校が学童保育を運営しているのではない。
学童保育を管轄しているのは認可保育所と同じく「役所」なのだ。
管轄が違うから、学童保育への要望を小学校側に伝えても意味がない。
だから学童保育と小学校は相変わらず微妙な関係である。
学童保育への関心は相変わらず低い
残念ながら、学童保育を改善していこうという意識は役所にないように見える。
役所は「学童が嫌ならば使わなければいいでしょ」・「手厚いケアを求めるならば、お金を出せば民間学童もあるしね」というスタンスだ。
役所が学童保育を重視していないのは、長男が学童保育に通っていた頃からまったく変わっていない。
役所の本音は「2年生・3年生になれば学童保育を利用しなくても一人で留守番できる」=「学童保育をわざわざ整備する必要がない」ということなのだろう。
でも…小学校3年生くらいまではひとりで留守番させたくない・子どもが低学年のうちは、安心して預けて働きたいって人も、多いよね。
多くの保育園で定員割れならば、保育園の一部を学童保育に転用すればいいのに…と思う。
たとえば…自分が卒園した保育園に学童保育が併設されていれば、長い間慣れ親しんだ保育園を学童保育の場として顔見知りの職員の人と安心して過ごせるのに…と思うんだけどね。
すし詰め状態の学童保育を放置して、異次元の少子化政策とか女性の活用とか言っているから呆れるわね。