就学前までは「見守る保育」なんだけどね

「見守る保育」を取り入れる園が増えているそうだ。

実際、次男の保活である保育園に見学に行ったとき『うちは「見守る保育」を取り入れてます。』という話もあった。

「見守る保育」は『せいが子ども園』の代表者が提唱している保育である。

次男が通った園は公立園だったこともあって「見守る保育」という言葉を園では聞いたことはなかった。

ただ保育内容から言って次男が通った園は実際は「見守る保育」といえるものだったと思う。

たとえば、次男が通った園では、こどもたちが主体的に考えて動くことをとても大切にしていた。

次男が通った園では、号令をかけてこどもたちを動かしたりは決してしなかった。

ところが、小学校に入ったとたん「起立・礼・着席」である。

そして、授業の始めに必ず、クラス全員でみんな揃って「標語のようなもの」を言わされる。

正直、不気味だ。

まるで軍隊か刑務所である。

素晴らしい就学前教育を受けることができたのに、小学校でそれをブチ壊しにしている気がしてならない。

変わるべき・変わるべきと言われ続けているのにも関わらず、公立小学校は相変わらずである。

昨今は保育園の質の低下が叫ばれているし旧態依然な園も相変わらず存在するとはいえ、日本の就学前教育はまだまだしっかりしていると思う。