次男:今年は風邪続き

次男は小学校入学以来、風邪ばかりひいている。

次男だけでなく、同級生は軒並みそういう感じだ。

次男が通う小学校では、プール熱の大流行のあと、インフルエンザ・胃腸炎・溶連菌が蔓延している。

先月次男がプール熱に感染したときは、次男は発熱もせず軽症で済んだが、母親である私が重症で、肺炎のようなしつこい咳と目ヤニに悩まされた。

 

次男は、小学校入学と同時にマスクなしの生活が始まった。

それと引き換えに、小学校に入学してから次男は1か月に1回は風邪をひき、おおよそ2か月の1回の割合で発熱している。

まるで保育園や幼稚園に入学した年のようだ。

コロナ禍の真っ最中に幼稚園に入学した次男は幼稚園生活3年間で数回しか風邪をひかなかった。

そのつけが今、回ってきたのだ。

小学生になってから免疫をつけるために風邪をひいている、というわけだ。

 

高熱を出した次男は今、寝ている。

発熱して寝ているときは横にいてほしいと次男が訴えるので、次男の横で添い寝をしている。

添い寝をすると次男は安心して眠っている。

体調が悪いときは誰かにそばにいてほしいというのが人間というものだ。

 

知人が勤務している保育園では胃腸炎が流行っているらしい。

胃腸炎が治りきっていない子が何人も登園してきて、保護者に連絡しても迎えに来ないという。

体調が悪い子は別室で寝かされている。

私も長男を保育園に預けて働いていたから、連絡してもすぐには迎えに来られないという保護者の事情もよくわかる。

母親を責めるつもりは毛頭ない。

母親は子どもを保育園に預けて日中は働き、お迎え後場合によっては夜中もずっと子どもを介抱しなければならないのだから。

ただ、この国はそこまでしてまで子どもに寂しい思いをさせ、子育てと仕事の同時進行で母親を縛り付けなければいかんのか、と思うのだ。

フルタイム常勤の職をいったん辞めれば同じ待遇の職にありつけるのは難しいことは重々承知だ(私自身もそうだ)。

「子育てしながら働き続けなければ、同じ待遇の仕事には二度とありつけない」という呪縛で母親を縛り付ける。

ある時期子育てに専念して、機を見て仕事に復帰しても十分な報酬がもられる仕組みのほうが、母親とこども双方の負担は減ると思うのだが。