【大人ピアノ】ブルグミュラー25の練習曲を弾いた感想1【1~4番】
大人ピアノひとつめの目標だった、念願のブルグミュラー25の練習曲の練習をはじめた。
ブルグミュラー25の練習曲は短いけれども美しい曲が多い。
こんな曲弾いてみたいと思う曲が満載だ。
そして最初の数曲は難易度がそれほど高くない。
だから、とっつきやすい。
こどもたけでなく大人にもおすすめの曲集なのである。
ブルグミュラー25の練習曲(全音)
今回は、大人初級者である私が弾いてみたブルグミュラー25の練習曲の1~4番の感想をまとめる。
1.すなおな心(La Candeur)
連続してなめらかに弾こう
1番(すなおな心)はレガートの練習曲だ。
ブルグミュラー25の練習曲はこども向けにかかれたものなので、大人が弾くと、指にかなりのゆとりがある。
指がすんなり届くので、大人にもとても弾きやすい曲ばかりなのだ。
こんなにスルっと弾けるとは思わなかった。
感激!自分の上達が感じられて感涙💧
1番(すなおな心)で指をおさえにくいのは和音(レファ♯ド)1箇所のみ。
2.アラベスク(L’ Arabesque)
16分音符を均等になめらかに
2番(アラベスク)は子どもの発表会でよく選ばれる有名な曲である。
なぜか、子どもたちはこの曲が大好きである。
2番(アラベスク)はフレーズの繰返しが多く、思ったよりもすんなり弾ける。
でもサクッと弾けてしまった。
派手に聞こえるけど実はそんなに難しくない。
実際に弾いてみると、2番(アラベスク)はこんなシンプルのみ音で構成されていたことに驚いた。
ところが…「アラベスク」は、譜読みは苦なくできるわりに、綺麗に弾けるようになるまで練習がかなり必要な曲なのだ。
特に、左手の16分音符のフレーズをなめらかに・均等に・美しく弾けるようになるのに時間がかかる。
3.パストラル(La pastoral)
まず右手のメロディーを覚えること
「パストラル」は、わりとすぐ一通り弾けるようになった。
まずは「右手のフレーズを覚える」ことが重要。
個人的感想だが、ブルグミュラー25の練習曲のなかで「パストラル」は一番易しい曲だと思う。
4.小さなつどい(La petite Reunion)
とにかく3度だ
連続する3度の練習。
この曲はフレーズを覚えるのは簡単でも、なかなか綺麗に弾けない。
「小さなつどい」はとにかく、綺麗に弾けるようになるまで時間がかかる曲だ。
連続する3度のメロディーをうまく弾けるようになるまで、半年ほどかけて気長に毎日練習しようと思う。
弾きにくいけれど、個人的には好きな曲だ。
(注)実際、「小さなつどい」を納得がいく程度に綺麗に弾けるようになるまで半年近くかかった(2024.6.27追記)。
まとめ
ブルグミュラー25の練習曲1~4番は、当初予想していたより楽に弾けてしまった。
感激。
でも、一通り弾けるようになっても、キレイに弾けているとは言えない。ぜんぜん美しくない。
CANAKCANAさんのブルグミュラー25の練習曲(いつも愛聴している)を聴くと、己の演奏の稚拙さに愕然とする。
ブルグミュラーは5番以降、難易度が徐々に上がるそうだ。
5番以降はすんなり弾けるようにならないかもしれない。
心して気長に練習を続けよう。
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