「高熱が出たら自宅でしっかり休養」の大切さ

長男が小さい頃は、発熱したらすぐ小児科にかけこんでいた。

はじめての子育てで、何もかも分からないことばかりで手探りだったから。

長男が3歳を過ぎて発熱しなくなってからは、発熱したらからといって慌てて病院に駆け込むことはせず、発熱したら様子をみて自宅でゆっくり休ませるようになった。

今はわたし自身も、発熱したら通院せず自宅でゆっくり静養する派だ。

 

「病院通いをやめろ」と誰かに忠告されたわけじゃない。

長男が大きくなり、発熱しても様子をみて危険性がなければそのまま自宅で静養するのがスタンダードになっただけだ。

次男については長男に倣って、もう小さい頃から、発熱しても様子を見て自宅でゆっくり休むのがスタンダードだった。

 

つい先日次男は39度を超える高熱を出した。

発熱以外の症状がないのでインフルエンザの可能性が濃厚だったと思う。

もし長男が小さい頃だったら、高熱が出た段階で病院に連れていき受診したと思う。

でもインフルエンザは対症療法が基本なので、病院に行っても投薬以外に特段することはない。

それに投薬は本当に必要だろうか。必要ない診断と投薬は医療費を圧迫する。

水分を十分にとりながら次男を自宅でゆっくりと静養させたら、1日で熱はすっかり下がった。

 

投薬せずに療養することで、病原体に対する免疫をしっかりとつけることができる。

そうすれば、次のシーズンに似たような病原体が流行した場合に免疫をきちんとつけることができる。

高熱が出ている状態で病院に連れて行けばウイルスを撒きちらすことになるし、一方、ほかの患者からほかの病原体をもらってくることもあるだろう。

異常な症状がない限りは「高熱が出たら自宅でしっかり休養する」ことがなにより大切だと今は思っている。

風邪をきちんと経過させてあげたほうが、しっかりと免疫をつけられて次の病原体に備えることができる