こういう少年野球チームならば入りたい

次男は野球に興味がある。

次男が高学年(小5か小6)になって野球がやりたいならば、やっても良いと思っている。

でも、次男には旧来の少年野球チームには入ってもらいたくない。

なぜなら少年野球は「ミニPTA」だから。

PTA的な組織にはこれ以上、振り回されたくない。

男の子がサッカーやバスケなどのチームに入っていない場合、学年が上がるにつれて少年野球チームからの勧誘が増えるのだろう。

 

少年野球・お手伝い廃止は増えたけれど

ここ数年で「お手伝いを廃止しました」と謳う少年野球チームが増えた。

でも、少年野球チーム募集チラシを見ると、「お手伝いを廃止しました」という文章のすぐ近くに「お手伝いはできる人たちで回します」なんて書いてある。

つまりお手伝いは「できる人だけで回している」だけで、お手伝いが完全になくなったわけではないのだ。

ということは、保護者がお手伝いに来なければ、陰口を言われ続ける可能性がある。

だから、チームがお手伝いを完全に廃止していない限り、次男を少年野球に参加させたくない。

 

お手伝い廃止:未来志向の少年野球チーム

お手伝い制を完全に無くした野球チームはないかと探していたところ、実際に、お手伝いを完全に廃止したチームを見つけた。

 

ああ、こういう少年野球チームならば入団してみたい。

なぜなら、少年野球の問題点がおおむね改善されているから。

具体的に、この練馬アークスというチームでは、どんな点が改善されているかというと(詳しくはサイトに掲載されている通り)、

・お茶当番なし(各自持参)
・連絡は本部から一斉に送信
・ケガについては専門家・医学生が対応
・会費はクレジット払い
・レクリエーション(焼肉大会・夏祭りなど)なし
・練習は土日のうちの1/4日のみ
・試合はリーグ制(勝利至上主義をやめる・できるだけ多くの選手の出場機会を確保できる・試合過多を防止)

 

お手伝い制の廃止だけでなく、土日は1/4日のみ練習にすることで過密日程を改善していることも嬉しい。これにより、試合過多による選手の故障を防止できるし、土日がすべて試合や練習でつぶれなくて済むので保護者は余暇をとれる。

会費をクレジット払いにすれば会計担当が要らないし、本部が連絡を送ってくれれば、面倒くさいグループラインも使う必要がない。

その分、会費は多少割高になるけれども、習い事としてみれば良心的な価格だ。

チームは現在「満員」だそうだ。

私を含め、こういうチームを望んでいる人はたくさんいる、ということだ。

こういうチームがあったら入部したい。

次男が高学年になるまでに、こういう運営方式をとるチームがもっと増えてくれるといいな。