産休育休が増えている~学級担任制は止めたほうがいい
最近の小中学校は20代30代の若い先生が多い。
そのせいだろう。
こどもたちが通っている学校でも、産休育休中の先生が必ず毎年何人かいる。
学校の先生が近いうちに産休育休に入ることが発表されると、いつも心配になる。「果たして、人手が足りない足りないといわれている学校で、妊娠中の先生は、体調が悪いときはきちんと休めているのか」と。
手足口病が流行中だ。
先日、次男が、近所に住む女の子といっしょに帰ってきた。
その女の子はどうやら手足口病にかかっているらしい。
発熱はしていないけれど、手に発疹が出来ているのを女の子が次男にみせてくれた。
次男によれば「発疹ができているのをお母さんに内緒にしているの」とその女の子は言ったという。
その女の子は、自分が病気になったときにお母さんが仕事を休まなければならないことを心配していた。
手足口病は今のところ、学校保健安全法上の出席停止の対象ではない。だから発疹が出ていて手足口病の疑いが濃厚でも、ほかに症状が無ければ登校できる。
実は、その女の子の担任は妊娠中の女性教師である。
手足口病は出席停止の対象ではないとはいえ、手足口病が蔓延しているなかで担任を続けている先生が心配だ。
昨年よりはだいぶおさまったとはいえ、今年も園や学校で感染症が蔓延している。
今は手足口病だけでなく、マイコプラズマがまだ猛威をふるっている。
もうすぐ11月。
インフルエンザの流行時期に間もなく入る。
昨年(2023年)3月までマスク生活だった次男は、園生活の間に免疫をきちんとつけることができないまま小学校に入学した。
そのせいで、次男は昨年、体調不調で学校を休みまくった。
今年も昨年ほどではないけれども、園や学校で今年もインフルエンザ・ヘルパンギーナ・感染性胃腸炎・マイコプラズマ・手足口病…と感染症が流行りまくっている。
産休育休をとる先生がこれだけ増えているのに、いつまでも学級担任制を続け、ひとりの先生が1クラスを担任するやり方では、妊娠中の先生や育休から復帰したばかりの先生は体調が悪くても休めず、つぶれてしまうんじゃないかと思う。
少なくとも小学校は早々に学級担任制を止めて学年担任制に移行したほうがいいと、はたから見ても感じるのだ。