2歳児リトミックの様子(その1)
我が家の次男、4月からリトミックを始めてほぼ1か月が経った。
次男は今まで4回、リトミックのレッスンを受けた。
次男はリトミックが大好き。
レッスンの前の日からリトミックに行くことを心待ちにしている。
2歳児をそんなに惹きつける「リトミック」って一体何なのだろう?
リトミックのどういうところが2歳児を惹きつけるのだろう?
リトミックをしている次男の様子を見ていると、自分の考えで動けるからリトミックが楽しいみたいだ。
今回は次男のリトミックレッスンを見学していて感じた2歳児リトミックの様子についてまとめる。
2歳児リトミックの内容
今、次男が習っている2歳児リトミックでやっている内容はというと、初歩の基本的なものだ。
・ピアノの音が止まると歩くのを止める。ピアノの音が始まるとまた歩く。
・音の高低。高い音が聞こえたら手を上げて手をヒラヒラ。低い音が聞こえたら足を鳴らしても手で床をたたく(本人の感じるままに)
・音の速い遅い。ピアノの曲が速いときは走る。ゆっくりな曲のときはゆっくり歩く。
2歳児リトミックの様子(1)集中力が続かない
次男は2歳児だから、リトミックが好きとはいえ、レッスンをずっときちんと受けられる訳はない。
45分間のレッスン中、集中力はずっと続かない。
次男、リトミックの先生から「こうしてみようか?」と提案されると、途中までは先生の提案に応答して動く。
けれども、すぐに「逃走」するか、または「脱線」して別のことを始める。
次男が脱線・逃走すると、先生は怒らず、別のことを先生は提案する。
その提案に対して次男は途中まで応答して動くが、すぐに脱線して「逃走」・「脱線」する。
レッスン中、提案⇒逃走・脱線⇒提案⇒逃走・脱線…ずっとこれの繰り返しである。
それでもリトミックの先生は決して怒らず、次男にずっと働きかける。
リトミックの先生いわく、2歳児はまだそれほど集中力が続かないのだそうだ。
さすがベテランの先生、2歳児の特性をよくご存知である。
しかし、レッスン中は先生からの提案に2歳児が動かなくても、2歳児なりに音を聴こうとしている。
だから、言うことを聞かないからと言って決して怒ってはいけないとのことである。
長男の初めてのリトミックレッスンに比べれば、次男はだいぶきちんとレッスンに参加していると思う。
長男の初めてのリトミックレッスンのときはしばらくの間、床に寝転がって動かなかったのだ。
2歳児リトミックの様子(2)歌わない
リトミックのレッスン中、先生のピアノに合わせて声を出すところや歌うところがあるのだが、次男は絶対に「歌わない」・「声を出さない」。
幼稚園のプレでもいつも、名前を呼ばれても「はい!」と声を出してお返事せずに、静かに手を挙げるだけの次男。
リトミックのレッスン中も絶対に声を出して返事をしない。
けれども、家では大声で歌を歌っている。
どうやら次男は人前で声を出して歌ったりするのが恥ずかしいらしい。
「レッスンに参加しない」は年齢が解決する
リトミックの先生によれば、2歳児はこんなものだそうで、
「レッスンに参加しないと言って決して叱らないように」
「むしろ、レッスン中に音をきちんと聴くよう努力していたことを褒めてあげて下さい」
とのことだ。
だから「うちの子はリトミックのレッスン中にいつも脱走する/寝転がって何もしない(涙)」とお嘆きのお母様方に言いたい。
心配は無用。
年齢が解決する。
成長するにつれてリトミックのレッスンに参加できるようになる。
ウチは長男でそれを体験済みなので、何も心配していない。
やっぱり大切なこと「技術力・表現力」
別の記事(リトミックの効果って何だろう・極私的、良いリトミック教室を見分けるポイントとは? )でも取り上げたが、2歳児リトミック、大切なのはレッスンの質・先生の技術力である。
次男が習っているリトミックの先生は素晴らしい技術と表現力をお持ちの先生である。
長男も同じ先生にリトミックを習っている。
先生の技術力・表現力の違い
はじめてこの先生のリトミックを体験レッスンしたとき、先生のピアノの表現力のあまりの素晴らしさに感動した。
リトミックの技術力・表現力は先生によって大きく異なるのだ。
なお、このリトミックの先生は、レッスン中おひとりでリトミックのレッスンをしている。
いろいろなリトミック教室のホームページを調べてみると、2人以上の先生がリトミックのレッスンを担当している教室も結構あるようだ。
2歳児をリトミックに惹きつけることができるのは、リトミックの先生の高い技術力・表現力のおかげである。
きちんとしたリトミック教室に通うことがやっぱり大切だとしみじみ思う。
2歳児リトミックの様子がどう変わっていくか、今後の経過をまた報告するつもりである。