トイレトレ:待ってくれた先生方に感謝!
次男(4歳半)はようやくおむつがほぼ外れた。
幼稚園でも家でも日中はパンツで過ごせるようになった。
次男のトイレトレーニングがこんなに長引くとは思わなかった。
次男のケースのように、トイレトレーニングというのは精神的なものが大きく影響する場合があるのだ。
思えば2年前
約2年前、2歳半くらいの頃に一度おむつはずしに挑戦して失敗した。
それ以来、次男がおむつはずしにやる気になるのをずっと待っていた。
2年前におむつはずしに挑戦したときには、次男のおしっこを溜める機能はほぼ完成していた。
ところが、次男はトイレでおしっこをすることを頑なに拒否。
仕方なくトイレトレを諦め、次男のやる気が出るのを待った。
ただひたすら、次男がトイレに座りたいと言い出すのを2年間待ち続けた。
ただただ待っていた。
ただ待っていただけだから、次男のトイレトレーニングには実はあまり手がかかっていない。
今でも不安
おむつが外れたとはいえ、実際には完全には外れていない。
次男はいまでも、おしっこを漏らすのではないかと不安みたいだ。
夜寝るとき・車で外出するとき、次男はおむつに履き替える。
とはいえ、夜中おしっこをおむつにすることはもうない。
次男いわく、おしっこを漏らして車を汚すのが嫌、だそうだ。
ひたすら待ってくれた幼稚園の先生方に感謝!
次男が通う幼稚園の先生方は、トイレに抵抗がある次男の気持ちを汲んでくれた。
トイレトレを無理強いせず、次男本人のやる気が出るまで待ってくださった。
次男が通う幼稚園ではこどもの気持ちを理解し、自らやろうとこどもが思い立つまで待ってくれることに感謝したい。
トイレトレ:保育園との違い
おしっこを長時間溜められるようになったら、子どもが嫌がっても、サッとおむつをとってしまう園もあると聞く。
保育園はそういう傾向があるようだ。
「案ずるより産むが易し」で、そういった方法でたいてい上手く行くのだろう。
我が家の長男は保育園に通っていて、長男は保育園の先生方にオムツを外してもらったようなものだから、よく分かる。
そういった保育園とは対照的に、次男が通う幼稚園が「こどもがやる気になるまでひたすら待つ」という方針なのは、こどもの気持ちに寄り添う意味もあるけれども、それだけでない。
次男が通う幼稚園は、大多数の保育園のスタンスとは違って「おむつはずしをやるのはあくまで親の仕事」というスタンスだ。
次男が通う幼稚園は「我が子のおむつはずしに親が尽力した」という達成感を親に持たせたいようである。
子育ての主体は親
おむつはずしに限らない。
次男が通う幼稚園の教育方針は「子育ての主体は親」だ。
次男が通う幼稚園では「子育てというのは親がやること」という方針が一貫している。
正直に言うと、兼業主婦であるわたしには「子育ての主体は親」という方針が少々、重荷に感じることもある。
待つことの大切さ
とはいえ、今回の次男のおむつはずしでわたしに達成感があったかというと、正直に言えばそうでもない。
わたしはとにかくただ待っていただけで、何もしていないからだ。
けれども「待つ」ことの大切さを親に体感させるという狙いが幼稚園側になったならば、それは一応達成されたといえるのだろう。