(徹子の部屋・視聴録)2022年2月18日(金)松島トモ子
徹子の部屋・2022年2月18日(金)ゲスト:松島トモ子
2022年2月18日(金)のゲストは女優の松島トモ子。
昨年、お母様が100歳でお亡くなりになったとのこと。
松島トモ子はここ数年、毎年徹子の部屋に出演している。
昨年、徹子の部屋に松島トモ子が出演した時も番組を拝見した。
昨年の出演時の話
昨年の出演を振り返ると、
・母親を自宅介護している
・母親の介護のことはずっと秘密にしていた
・母親の介護を自宅でやりながら仕事を続けていること
・母親が95歳を過ぎて人格が急に変わり、穏やかだった性格が凶暴になって暴言を吐いたりするようになって、おかしいと思って診察を受けたら、レビー小体型認知症だった
と話していたと記憶している。
今回の話
腕の中で亡くなっていた
母親が亡くなるまで自宅介護していたそうだ。
小さい頃から母親と二人三脚で生きてきたので、母親を施設に入れるなんて考えらないことと話していた。
母親の介護の話を公表したのがきっかけで、介護の本を出版したとのこと。
良い訪問医と巡り合ったそうだ。
昨年、母親の体力が少しずつ落ちていき、最期は、松島トモ子が母親を抱きしめながら眠っている間に息を引き取ったという話が印象的だった。
葬儀の話
母親が亡くなった後、葬儀屋さんのパンフレットを開いたら3000万円の葬儀プランが載っていて驚いたこと、
お寺の住職に戒名をつけて頂くとき、同席していた葬儀屋さんがすっと居なくなったこと、
などを明るく話していた。
実際はもっと安いプランにしたそうだが、お花が綺麗に飾られた祭壇の写真が写っていた。
母親が亡くなってからまだそれほど時間が経っていないこともあり、母親の無くしたばかりの彼女の現在の心境や、葬儀の様子が鮮明に思い浮かぶようなお話だった。
父親と会えぬまま父親が戦死
松島トモ子という人は、生まれる前に父親が戦争で出征し、その後現地で戦死したため、父親の顔を見ていない。
子役の時代からずいぶん長い間(70年近く?)母親と二人三脚でずっと芸能活動をしてきた。
子役というと、子役である我が子が稼いだお金を使い込んでしまう親も少なくないと聞く。
松島トモ子の母親はそんなことはなく、とてもきちんとした御方だったようだ。
戦時中に父親が亡くなり、戦後間もなく松島トモ子が子役をすることで家計を支えていたのだろう。
でも松島トモ子の話を聞いていると、そういった暗さを感じさせない。
松島トモ子の話を聞いていると、彼女の天真爛漫で純粋な性格が伝わってくる。
これはひとえに、そばで母親に見守られながらお仕事をしてきたことが大きいのだと思った。
母親の介護について(NHKの記事)
松島トモ子が母親の介護について、別番組(NHK)で話した内容がまとめられているサイトがある。
上のサイトを読むと、松島トモ子の母親が通っていたデイサービスから「尿臭がする」との指摘を受けたが、実際はそんなことはなかった。
調べてみたところ、どうやら、女性利用者が嫌がらせで「尿臭がする」とその施設に訴えていたことがわかった。そこでケアマネージャーに相談して、ほかのデイサービスを変えてもらったそうだ。
デイサービスに通うわたしの母親からも、デイサービスで同じような話が出たと聞いた。
高齢者が集まる施設で「尿臭」が問題になることはよくあるそうだ。
それにしても、人が集まるところではどこも「いじめ」があるということだ。
人生の最後まで「いじめ」があるのかと思うと、少々うんざりである。
※登場人物は敬称略