子どもたちに見る「ジェンダーフリー」

私より上の世代の男性、つまり1960年代より前の世代の男性はいまだに男尊女卑志向が強いというか、女性をビジネスパートナーとして信用していない人が多い。起業して自分で商売をやっている男性は特にそうだ。

そういう男性方にいまさら言っても価値観が固定化されていて変わらないから放っておくことにしている。

中高年世代の男性は、女性は女性らしく・男性は男性らしくという意識の人がまだまだ多い。

「男が赤い服を着るんじゃない」とか「男が髪を長く伸ばすんじゃない」とか「男がキャラクター入りのTシャツなんか着るんじゃない」とか、中高年世代の男性はいまだにそんなことを言っている。

思えば、わたしが子どもの頃もまだまだ、男の子がピアノなんか習おうものならば軟弱だとかオ〇マだとか、ほかの男の子たちがはやし立てたものだし、男の子がサンリオのキャラクターなど大切に持っていたならば、ほかの男の子たちから格好の標的にされた。

それが今はだいぶ変わってきている。次男や次男のクラスメートを見ていてそう思う。

男の子が、
髪を長く伸ばしていても、
可愛らしい服を着ていても、
可愛らしい靴や靴下をはいていても、
可愛らしいキャラクターグッズを持っていても、
ピアノを習っていても、
それをとがめるような子どもは男女ともにいなくなってきている。

若い世代の意識はすでに変わっているのだ。

女性の働き方はこれからもっと良い方向に変わっていくと思う。