乳がん検診・精密検査「シロ」だった話
昨年末に受けた自治体の乳がん検診(マンモグラフィー)でひっかかってしまって、要精密検査になった。
それで今日は、マンモグラフィー検査の結果に基づく紹介状を持って総合病院に行き、乳がんの精密検査を受けてきた。
精密検査で超音波検査を受けた結果は「シロ」。
乳がんではなかったので、ほっとした。
紹介状を開封すると無効になる。だから、紹介状に何が書いてあったのか・マンモグラフィーの結果がどうだったのか、今日になるまで分からなかった。
乳腺嚢腫(のう腫)
今日受診した乳腺外科の担当医は、とても良い感じの女性医師だった。
評判の良い先生なので、精密検査は約2か月待ちだった。
診察の結果、マンモグラフィーに小さな白い影が映っていて、超音波検査の結果、その白い影はがんではなく「乳腺嚢腫」とのことだった。
乳腺嚢胞は良性のものが多く、40~60代の女性の多くが持っているんだそうだ(乳腺のう腫は一部がん化するものもあるからその点は要注意)。
乳腺にできる嚢胞(のうほう)について ~後編~ (nishihara-breast.com)
乳腺嚢腫=「子宮筋腫の乳房版」みたいなものだ。
担当医からは「がんではないのでほっとしましたね」とコメントのコメントを頂いた。
担当医の話す言葉と表情からは危機感が感じられなかったので、超音波とマンモブラフィーの結果から、私の乳房にある嚢腫は安心してよいタイプだと判定されたんだな、と感じた。
要精密検査になった原因
実は今年、健康診断を受ける場所を変えた。
健康診断は長年、隣駅にある総合病院関連の健診センターを利用していた。
ただ、隣駅まで行くのがだんだん億劫になってきたので、今年から、乳がん検診を近所の健診センターにお願いすることにした。
今回マンモグラフィーを受けた健診センターは病院関連施設だけれども、そこの病院には乳腺外科がない。
だから精密検査は、乳腺外科がある別の大きな総合病院で受ける羽目になった。
マンモグラフィーを受ける前に、乳がん検診として触診と超音波検査を別の個人病院で受けていて、いずれも「シロ」だった。
今年は結局、
1.乳がん検診(触診&超音波検査)
2.乳がん検診(マンモグラフィー)
3.精密検査(超音波検査)
をそれぞれ別の病院で受ける羽目になった。
今後は同じ健診センターで超音波検査とマンモグラフィーの両方をやるつもり
今回、乳がんの触診から精密検査まで3つの病院を渡り歩くことになり、時間と手間がかかってしまった。
超音波検査の機械は普通の産婦人科にもあるけれども、マンモグラフィーの機械は高価で総合病院や専門病院にしか置かれていない。
あまり知られていないようだが、一般に、マンモグラフィー検査等の乳がんの診断や乳がんの治療は産婦人科ではなく外科(乳腺外科)が行う。
つまり、乳がんの診断は外科医師が担当する。乳がんの診断は産婦人科だけでは事足りないのだ。
複数の病院を受診する手間を考えると、来年度以降は、元通り、隣駅にある総合病院(乳腺外科併設)関連の健診センターで健康診断を受けようと思っている。費用は少々高くつくが、そのほうが乳がん検診を一度で行えるから。