ダルクローズリトミックを習って良かったこと
歌舞伎俳優は小さい頃から舞台に立つことで、名優たちの所作を見て真似て芸を吸収していくといわれている。
歌舞伎に限らず、伝統芸能というのはそういうものらしい。
前回取り上げた勝新太郎も((読書感想)泥水のみのみ浮き沈み 勝新太郎対談集・文藝春秋 編)、父親が長唄の先生だったので、3つの頃から父親について舞台に立つことで歌舞伎の芸、長唄や三味線の音を吸収していった。
ダルクローズ・リトミックもそれと同じだ。
ダルクローズ・リトミックの先生が即興で弾く曲には、クラシックの名曲のフレーズが隠れていたりする。
ダルクローズ・リトミックでは、先生が弾く名曲のフレーズを聴きながら、こどもたちは体を動かす。
それによって、知らず知らずのうちにこどもたちの体には名曲が染み込んでいく。
長男も次男もクラシックの曲が好きなのは、小さい頃からダルクローズリトミックを続けてきたおかげだと思っている。