マンモス園と小規模園
幼稚園にはマンモス園もあるし小規模園もある。
どこまでを小規模と判断するかにもよる。
1学年1クラスならば間違いなく小規模園といえるだろう。
昔は、1学年5クラス以上ある幼稚園も普通にあった。
今は少子化や保育園の増加の影響で、1学年3クラスのこどもを幼稚園に集めるのは大変だと思う。
都市部では1学年2クラスの幼稚園が主流だ。
1学年3クラス以上ある幼稚園は今ではマンモス園の部類に入るかもしれない。
マンモス園を見学した感想
当たり前だけど…子どもの数が多い
マンモス園を見学して感じたのはとにかく「子どもの数の多さ」だ。
子どもがうじゃうじゃいる。
広い園庭であっても、子どもが多いとクラスごとに時間を分けて使っているようだ。
次男のようにたくさんの子どもの中で気後れする子どもはマンモス園には向かないと思った。
マンモス園のメリット:学校の予行演習になる
ただ、マンモス園は複数クラスがあるので「クラス替え」がある。
子どもがたくさんいるから「小さな小学校」といった雰囲気がした。
マンモス園の雰囲気に慣れていれば、小学校に入学してもあまり気後れしないと思う。
学校の予行演習になる点ではマンモス園は良いと思った。
それに、マンモス園ではたくさんの子どもと知り合える。
子どもがたくさんいる分、自分と気が合う子に出会える確率は高くなる。
マンモス園のデメリット:システム化している
マンモス園は子どもの人数が多い分、いろいろなことがシステム化されている。
小規模園ではプレの参加費を先生方が回収する。
一方、マンモス園となると経理部門があって、先生を経由せず経理部門にプレの参加費を支払う。
大規模園では園の先生はお金に関して直接タッチしないのだ。
大規模園はシステム化されていて、幼稚園というよりも私立中学・高校みたいな感じがした。
保育園と比較して
幼稚園とは対照的に、保育園は生活の場であるせいか、大規模な保育園はかなり少ない。
都市部では1学年に複数クラスある保育園は稀だ。
わたし自身は保育園育ちで小規模園に慣れている。
だから幼稚園も保育園と同じく、先生の顔が直接見える小規模園のほうがしっくりくる。
とはいえ、小規模園から小学校に入学すると人の多さに面食らうかもしれない。
わたしは1学年1クラス16人程度の保育園を卒園したあとで、1学年6クラスの小学校に入学した。
小学校に入学した当初は人の多さに面食らった記憶がある。
ただ、今は1学年2クラス3クラスといった小規模の小学校が多いので、小規模園を卒園して小学校に入学してもあまり違和感はないのだろう。