地域の子どもたちについて思うこと
今、次男は毎日楽しく幼稚園に通っている。
幼稚園の先生方はとても熱心できめ細かに次男をみて下さっている。
改めて、我が家の次男は3年保育で幼稚園に通って正解だった。
2年保育まで待って幼稚園に入園するよりも、年少の1年間、家族以外の大人や子どもたちとたくさん接することで次男は大きく成長できた。
こんなに丁寧に保育していただいている幼稚園の先生方には本当に感謝している。
地域の子どもたち
そう思う反面、丁寧できめ細かい保育ができるのはやはり「公立」幼稚園ということも大きいと感じる。
先生方の数も十分多い。
人員配置のようなソフト面だけでなく、ここら辺にしては広くて植物に囲まれた園庭やプールなどのハード面も充実している。
それだけでない。
幼稚園というところは、3歳まで家庭で育ち、十分に手と目をかけられて育ってきた子どもたちが主に入園してくる。
そのせいなのだろうか、意地悪な子がいない。
対照的に、地域の保育園はというと、ここ数年で新設された園には園庭がない保育園ばかりだ。
新設園でプールがある園なんてまず、ない。
保育士さんの確保も大変だと聞く。
園の環境の差は、保育士さんひとりひとりの努力ではなかなか埋まらないようにみえる。
そう思うと、次男が恵まれた環境の幼稚園に通っているのが申し訳なく感じるほどだ。
地域の子どもたちみんなが、それなりに整った環境の園で過ごせるようになるためには、どうしたらいいのだろう。
行政の対応を待っているだけではあっという間に子どもは大きくなる。
まずは、園によって環境の差が大きいという現実を、親が気付いてあげるしかないのだ。