ピアノ「何歳から始めるか」問題
次男がピアノを習うにあたり、何歳からピアノを習い始めようか、迷っていた。
何歳からピアノを習い始めるのが良いかは、ピアノの先生によっても意見は様々だ。
長男が長い間お世話になったリトミックの先生いわく「両手の機能が未分化なうちからピアノを習う必要はない」とのこと。「〇歳から始めるのがよい」とは一概にいえないそうだ。
「両手でそれぞれ別々のことができるようになった頃、たとえば、ボールを左手・右手に1つずつ持って、左手のボールと右手のボールを同時に地面にバウンドできるようになった頃がピアノの始めどき」とおっしゃる。
「両手で同時に別々のことができるようになった頃がピアノを始めどき」らしい。
一方、次男が通うピアノの先生の話から推察するに、そこのピアノ教室では5歳でピアノを習い始めるのは遅いほうらしい。
「何歳からピアノを習い始めるべきかは個人差が大きいから一概には決められない」ようだ。
わが家の次男は、小さいうちはリトミックに親しんでいるから、5歳からピアノを始めることにした。
ピアノレッスンの付き添い
小学校入学前のこどもがピアノを習う場合、はじめのうちは親がレッスンに付き添い、親がレッスン内容と宿題を把握して、自宅で宿題のレッスンを子どもに教えなければならない。
そんなこと、当たり前のことなんだろう。
でも、わたしは小さい頃にピアノを習ったことがなかったから、親がピアノレッスンの宿題を見なければならないなんて、知らなかった。
昔こどもにピアノを習わせていた親御さんたちは、手間暇かけて子育てをしてたということなのだ。
ピアノ・エレクトーンを習う子どもは減少傾向
ピアノやエレクトーンを習っている子どもは年々減少傾向にあるようだ。
上記の資料によれば、12歳以下の子どものうちピアノ・エレクトーンを習っている子どもの割合は2017年は29%、2018年は23%、2019年は19%と徐々に低下している。
最近は共働き家庭が増えている。
ピアノレッスンの場合、少なくとも小学校入学前は親が一緒にレッスンに付き添わなければならない。家で宿題を一緒に見なければならないことが共働き家庭には重荷でピアノを習う子どもが減っている、と言われている。
今は昔に比べて宿題の量が多いし、小学校入学からしばらく親が宿題に見てあげるよう小学校から指示されたりする(長男のときがそうだった)。
両親ともに働いていると、学校の宿題を見るだけで精一杯だ。
「とてもピアノのレッスンまで手が回らない」という保護者の気持ちも良く分かる。
今もわたしは長男の宿題を見ているから。
でも、ピアノが上手く弾けないわたしは、次男と一緒にレッスンするのを楽しんでいる。