アップライトピアノ購入を目指す

我が家には本物のピアノがない。

我が家にあるのは「電子ピアノ」だ。

我が家は狭い。モノが部屋に溢れている。

本物のピアノを置くためには、モノを片付けなければならない。

今は88鍵の電子ピアノを4万円で購入できる時代である。

4万円台の電子ピアノであっても、鍵盤のタッチは本物のピアノにかなり近い。

でも、電子ピアノと本物のピアノでは「響き」が全然違う。

 

響きの大切さ

響きに関しては電子ピアノではどうしても限界がある。

電子ピアノの場合、響きを確認しながらピアノを弾くことができない。正直だからピアノの練習がやりにくい。

ピアノがきちんと弾けているかどうか、電子ピアノではよく分からないのだ。

本物のピアノがない我が家では、響きに関してはピアノの先生のお宅でのピアノレッスンで体感するしかない。

本物のアップライトピアノがあるレッスンスタジオを週1回借りて練習しようかな、なんて思っている。

 

ピアノの椅子を買う

我が家には永らくピアノ用の椅子が無かった。

次男が習っているピアノ教室ではピアノを弾くときの姿勢を重視する。

良い姿勢を続けるには、ピアノを弾くときの椅子がとても大事になる。だからピアノ用の椅子を購入した。

 

アップライトピアノを買うために貯金をはじめる

どのピアノの先生も、電子ピアノではなくて本物のピアノを使うことをすすめる。

「高額な電子ピアノを買うよりも、中古でもいいから本物のピアノを買った方がよい」と、ピアノの先生方は口を揃えたようにおっしゃる。

ピアノの練習のために、いずれはアップライトピアノを買いたい。

でもおカネがないから今はピアノを買えない。

今後、自分で稼いだお金を少しずつ貯めて、アップライトピアノを買うことに決めた。

頑張ってお金を貯めて、2年後にはアップライトピアノを買うのが目標だ。

もともと物欲がない私。近頃はずっと、欲しいものがなかった。

欲しいものができると、働くための励みになる。

 

狙いは中古アップライトピアノ

アップライトピアノといっても、新品は高くて手が出ない。

だから中古アップライトピアノを買うつもりだ。

わたしがこどもの頃の日本は、空前のピアノレッスンブームだった。

団塊ジュニアの世代はこどもの頃にピアノを習っていた人が多い。

友人の家に遊びに行くと、6~7割くらいの家にはアップライトピアノがあったと記憶している。

わたしの親世代はがんばって月賦でピアノを買ったものだ。

だから70年代に製造販売されたアップライトピアノが日本にはまだたくさんある。

これから10年ほど、団塊の世代が被相続人になる。

相続時に古いピアノを手放す人が増えて、中古ピアノが今後たくさん出回るだろう。

実際、中古ピアノとして70年代に製造されたピアノが今、多く出品されている。

 

中古ピアノの値段

中古ピアノは機種や状態によって値段が変わるものの、アップライトならば30~70万円が相場らしい。

安いものではYAMAHAのピアノでも30万円以下、20万円で購入できる場合もある。

 

贋作に注意

けれども、日本製の中古ピアノだと偽って販売されている中古ピアノもあるらしい。

中古ピアノを購入する際は贋作に気を付けよう。

 

まとめ

どんなにオンボロピアノであっても、生のピアノの音色はやっぱり、いい。

2年後に我が家にピアノが来るのを励みにして働いていこう。