小学生リトミックのすすめ
幼児教育のなかで「リトミック」はだいぶ浸透してきたと思う。
今は、リトミックレッスンがある園はだいぶ増えている。
その代わり、とても残念なことに「リトミック=小学校入学前のこどもの習い事」というイメージが定着しつつある。
実際、今まで習ってきた何人かのピアノの先生に「小さい頃リトミックをやっていました」と伝えても、「ああそう」と答えるだけで関心があまりないピアノの先生が多い。
どうやら、ピアノの先生からすると、生徒が小さい頃のリトミック経験は「やっていてもやっていなくても、たいして変わらない」という印象のようだ。
ピアノの先生にまで「リトミック=効果があやしい」と思われるのはとても残念なことだ。
小学生リトミックのすすめ
我が家の長男は小学生になってもリトミックを続けた。
小学生リトミックを見守った経験がある私からすると、リトミックは小学生になっても続けたほうが絶対に良い!
なぜなら、音楽をやるうえでの基礎が身体に染み込むから。
小学校リトミックのおかげで長男は耳が良い(耳だけは…だが)。
和音を聴き分けられるのはもちろんのこと、英語のリスニングが得意になったりするオマケがある。
「小学生までリトミックを続けたおかげで聴く力が育ったせいなのか、英語のリスニングが今でも得意です」とおっしゃっていた保護者の方が以前話しているのを聴いた。
そんなものかな~と思ってその時は聞いていたけれど、我が家の長男が小学生になってもリトミックを続けていたら、英語のリスニングが得意になった。
小学校入学前でリトミックを止めてしまうのは本当にもったいない。
ぜひぜひ、少なくとも小学校3年生まではリトミックを続けることをおすすめする。
小学生リトミックの教室が少ないという問題
とはいえ、
「小学生リトミックの講座を開いているお教室が少ない」
という問題がある。
幼児にリトミックを教える場合と比べて、小学生にリトミックを教えるとなると、リトミック講師に高い素養と十分な経験が求められるからだろう。
「小学生にリトミックを教えられるような能力が高い講師がまだまだ少ない」のだろう。
でも…都市部ならば、探せば小学生リトミックの教室はある!
次男の小学校入学が近づいてきたこと、次男のピアノレッスンが少しずつ難しくなっていることもあり、次男もそろそろ本格的にリトミックを始めようと思っている。