父親の役割:幼稚園にこどもを通わせていて思ったこと

我が家の長男は保育園に通っていた。

今は、父親が保育園に子どもを送迎するのは当たり前の時代になりつつある。

一方で、父親による送迎はだいぶ増えたものの、幼稚園への送迎を行うのはいまだに母親が中心だ。

 

保育園の送迎(長男の場合)

我が家の場合、夫が毎朝、長男を保育園に送っていた。

夫が長男を保育園に送る間に、私は朝早く職場に行って仕事を始め、帰りは私が保育園に長男を迎えに行っていた。

そんなことすっかり忘れていたが、そういえばそうだった。

夫は、毎日保育園に長男を連れて行っていた頃が懐かしいようだ。

夫が毎朝長男を保育園に送っていて、長男の保育園に通う父親と接する機会が多かったので、長男の保育園時代の保護者とは今でも顔見知りだ。

卒園からだいぶ経った今でも、学校だけでなく、習い事や塾などの思わぬ場所で長男の保育園時代の同級生や保護者と遭遇することがよくある。

 

幼稚園への送迎(次男の場合)

一方、母親のわたしが幼稚園に次男を送迎しているから、夫は、次男が通う幼稚園の保護者(特に父親)を良く知らない。

夫は、自分が幼稚園に直接関わっていないので、ちょっとつまらなそうにみえる。まあ、夫は現在、仕事が忙しくて幼稚園に関わる時間もないのが現実ではある。

長男を保育園に通わせ、次男を幼稚園に通わせてみて感じたこと。

それは「幼稚園というのは母親のためにある」ということだ。

今は、父親が幼稚園にこどもを送迎しているおうちも増えている。

それでも、幼稚園というのはやっぱり「母親のための場所」だと思う。

母親が主体となって運営し・母親が泣き笑いし・母親が主役、それが幼稚園なのだろう。

幼稚園とは対照的に、今や保育園に送迎する父親は当たり前のようにたくさん居る時代だ。

幼稚園でちょっと残念なことは「父親同士が接する機会が少ないこと」かもしれない。

今は母親だけでなく、父親も積極的に育児に関わっていく時代だからこそ、父親同士が接する機会が幼稚園にもっとあったらいいなと思う。