(徹子の部屋・視聴録)2022年12月21日(水)片岡鶴太郎

徹子の部屋2022年12月21日(水)のゲストは片岡鶴太郎(以下登場人物は敬称略)だった。

実は、我が家のテレビが故障していたので、ラジオで今回の放送を聞いたのだが、画像なしで話(音声)だけ聞いていても今回の放送はとても面白かった。

思わぬ掘り出し物を聞くことができ、ラッキーだった。

普段、ゲストが芸人の場合、黒柳徹子のノリはイマイチである場合が多い(私の個人的な感想)。けれども、片岡鶴太郎とは旧知の仲であるせいか、今回の放送での黒柳徹子はわりとノリノリだった。

 

冒頭から「マッチで~す!」

番組の冒頭「マッチで~す!」というモノマネから始まったのが強烈だった。

そういえば片岡鶴太郎という人はマッチ(近藤真彦)の物まねでブレイクした、ということを思い出した。

マッチ(近藤真彦)の持ち歌である「ためいきロカビリー」を鶴太郎が唄っていた。

「ためいきロカビリー」という曲を本当に久しぶりに聞いた。しかも、マッチ以外の人が「ためいきロカビリー」を唄ったのを聞いたのは初めてかもしれない。

果たして、映像ではどんな形で放送されていたのだろう

今は毎日ヨガをしていて仙人か修行僧みたいな体型の鶴太郎だが、売れた当時は今よりもずっと太っていて顔がパンパンだったことを思い出した。

番組で声だけを聴いていると、今の片岡鶴太郎は勢いがあってとても張りのある声をしていることが分かった。

今回の放送ではマッチのほか、近藤正臣や小林旭のものまねをしてくれた。声だけ聴いていたのだが、よく似ていた。

片岡鶴太郎は今年68歳というが、とても若々しい声をしている。

毎日の食事に気を遣っていることと、ヨガで鍛錬しているおかげで若さを維持できているのだろう。

しかし、片岡鶴太郎がもう70歳近いとは驚きだ。それだけ自分も年をとったんだと思った。

そして、今回の放送では鶴太郎が三線を披露してくれた。音声だけ聴いている分には鶴太郎による三線の演奏には違和感がなかったのだが、実際の画像ではどうだったのだろう。

 

ヨガ中心の生活

片岡鶴太郎は夜10時に起きて5時までヨガをする生活を送っているのとこと。

その後、時間をかけて朝食を作るそうだ。

朝食は各種果物をふんだんに使ったもの。

どうみても身体に良さそうだ。

片岡鶴太郎が時間をかけて作る「身体に良い朝食」をぜひ食べてみたいものだ。番組を観て食べてみたいと思った人はたくさんいるはずだ。

後述するように、片岡鶴太郎の三男の方が料理店を営んでいるそうだが、それこそ片岡鶴太郎自身が料理店を出したらどうだろうか。

 

父と母の話

片岡鶴太郎の父は神田生まれの江戸っ子。

父は97歳で亡くなったそうで、母も現在91歳でお元気とのこと。

父は鶴太郎が小さい頃に落語に連れて行ってくれたことや、落語を聞きに行った後で落語のものまねをする鶴太郎に父は目を細めていたことを鶴太郎は嬉しそうに話していた。

「鶴太郎」という名前をもらったことを父は喜んでいたとのことで、鶴太郎の父が芸人という仕事に理解を示していたのが伝わってきた。

 

息子が3人

片岡鶴太郎には息子が3人もいるそうだ。

長男はすでに40歳とのこと。

三男は料理人で、京都の吉兆で修業をしたのち赤坂で「荻野」という店を出しているそうだ。

食に関わりが深いご家庭である。

 

中国字

片岡鶴太郎は「絵」だけでなく「書」もしたためている。

黒柳徹子が鶴太郎に何度も「中国字を書いて」とおねだりをしていたのが印象的だった。

黒柳徹子いわく、もらったら壁に掛けて飾るそうである。

 

2023年4月26日追伸

この回の片岡鶴太郎が思いのままに芸を披露していたので「放送事故?」とまで言われて話題になったらしい。

私もこの回はものすごく面白かったと思う。

80年代お笑い関連

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(読書感想)老いては「好き」にしたがえ!(著者:片岡鶴太郎)