(読書感想)老いては「好き」にしたがえ!(著者:片岡鶴太郎)

今日は、片岡鶴太郎(以下敬称略)の著書『老いては「好き」にしたがえ!』を紹介する。

 


老いては「好き」にしたがえ!(片岡鶴太郎・2023年・幻冬舎新書)

 

以前、徹子の部屋に出演したときに鶴太郎が三線(沖縄三味線)を演奏していたのが印象的だった((徹子の部屋・視聴録)2022年12月21日(水)片岡鶴太郎)。

三線は60歳を過ぎてから始めたそうだ。

鶴太郎を見習って60歳を過ぎてから三線を習い始めようと私は思っている。

「60代は体が元気に動く最後の時間。漫然と過ごすのはもったいない」と鶴太郎は言う。

なお、年上の方を「鶴太郎」と呼び捨てで記するのは気が引けるが、80年代ひょうきん族時代の「鶴太郎といえば芸人」という印象が私の中に強く残っているので、ここでは敢えて「鶴太郎」と表記させていただく。

 

ヨガは57歳から

片岡鶴太郎といえばヨガが有名だが、意外や意外、鶴太郎はヨガは57歳から始めたそうだ。

案外、鶴太郎がヨガを始めたのは中高年になってからなのだ。

還暦近くになってヨガを始めても、毎日続ければ体が動くようになる、ということだ。

ヨガは真夜中に1日3時間行っている(朝にやると物音がして気が散るから、という理由)。

ヨガをやることにより、体幹が鍛えられ姿勢が良くなっただけでなく、呼吸が整ったそうだ。

それだけでなく、ストレス解消、睡眠の質向上などメンタルな部分が改善されたとのこと。

 

1日1食

徹子の部屋でも話していたが、鶴太郎は1日1食で、真夜中にヨガをしたあとにゆっくりと食事を作って食べるそうだ。

ヨガをしたあとに食べる果物の味は格別、とのこと。

「ヨガで心と体を鍛え、三線を弾く。この毎日が楽しい」様子がこの本を読むと伝わってくる。

「老いて失うものがあるからこそ、どんどんシンプルになって、本当に欲しているものは何かを気づくことができる」と鶴太郎は言う。本当にそうだと思う。

この本を読んで、久しぶりにヨガを再開してみたくなってきた。

 

80年代お笑い関連

(徹子の部屋・視聴録)2023年4月21日(金)山田邦子

(徹子の部屋・視聴録)2022年12月21日(水)片岡鶴太郎

(読書感想)老いては「好き」にしたがえ!(著者:片岡鶴太郎)