こどものピアノ練習・飽きさせないように試行錯誤
小1の次男。
ピアノの練習時間はいつも短い。
1回5分程度かも。
しかし…レッスンを続けているうちに少しずつピアノレッスンの難易度が上がって、練習に時間がかかるようになってきた。
ピアノでも勉強でも何でも、小学生は「楽しくないと練習をやらない」。
だから、最近はピアノを楽しめるように練習を工夫している。
練習を小分けにする
こどもは練習時間が長くなると集中力が続かない。
1、2曲ずつ練習を小分けにしている。
そうすれば練習時間は1回たった5分。
1回の練習はすぐ終わる。それを2、3回繰り返す。
予習(歌う)
唄有りの曲はピアノを練習する前に、唄を動画で見て、ドレミで唄って歌って楽しむ。
「くいつきが良さそうな曲は先に予習しておく」のがポイント。
歌ベースの曲は「歌う」。
歌なしの曲は「ドレミで歌う」。
唄うことでフレーズを体に染み込ませる。
歌うと、息つぎ(ブレス)のタイミングがフレーズの切れ目だと理解しやすい。
ただ、先に耳コピーで曲を覚えると譜読みの練習にならないというデメリットがある。だから「動画を見る前に譜読みをする」のがポイント。
そして、譜読みの練習はリズム打ちとソルフェージュで補う。
復習(以前習った曲)
時間があるときは、以前習った曲を復習する。
そうすると、演奏技術の定着度が増す。
こどもが復習したがるのはやっぱり、お気に入りの曲に偏ってしまうけど。
ソルフェージュとリズム打ち
リズムが理解しにくい唄は、ピアノに向かう前に楽譜を見てリズム打ちをする。
そうすると「楽譜を見ても弾けない」つらさを軽減できる。
最後に
こういうふうに列記すると、なんだか「毎日大変なことをやっている」と思うかもしれない。
でも、どれも数分で終わるものばかりだ。
「ピアノは楽しい」と次男に思うように・「ピアノを弾くのは難しい」 と思わせないように工夫している。
まだ小さいうちは「オレって天才」と思って練習してもいいかな、と思っている。
「なぜこんなにピアノの練習にこだわっているの?」と思う人もいるだろう。
音楽でプロになる道は厳しい。
音楽でプロになってもらいたいとは思わない。
けれども、ピアノじゃなくてもいい、こどもたちが音楽を生涯の友としてくれたらと思っている。