ああ、また保護者会の季節がやってきた
4月。
今日から新学期。
今年も保護者会の季節がやってきた。
正直言うと、保護者会については、少々、うんざりしているのだ。
PTAの学級委員は必要か
例年、年度初めの保護者会では新しいクラスの学級委員決めがある。
おおかたのPTA役員は3月までに決まるが、学級委員だけは新しいクラスから選出しなければならないからだ。
PTAの学級委員は担任の先生とのやり取りが多いから、PTAの学級委員をやると担任の先生との距離が近くなる。
担任の先生と仲良くなりたいからという理由で学級委員を引き受ける人もいるようだ。
実際、保護者会が終わるたびに、担任の先生の周りを学級委員(保護者)が取り囲むのを目にする。
PTAの学級委員になると、ちょっと一癖ある先生に対しても「先生」「先生」といって奉らなければならない。
担任の先生が良い先生ならばいいけれども、そういうケースばかりじゃない。
PTAの学級委員を引き受けてくださる方がいるのは有難いことだ。
でも、よく引き受けてくださるよな~と思う。
PTAの学級委員って本当に必要なのだろうか。
今はLINEやメールがあるから、学級委員と直接やりとりする必要がない。
次男が1年間、小学校生活を送ってみて、学級委員の保護者に連絡しなければならないことは何もなかった。
次男が通う小学校では、どうやら、保護者会で配るお茶とお菓子の準備を学級委員がやっているらしい。
でも、保護者会で配るお茶やお菓子って、必要だろうか。
保護者会を欠席する保護者は少なくないから、お茶やお菓子が毎回、大量に余るのを目にする。
近隣の公立中学ではPTAの学級委員を廃止したと聞いた。
PTAの学級委員を廃止しても、特段困ることはない、という理由だそうだ。
もうそろそろ、PTAの学級委員を小学校でも廃止してもいいと思う。
昔みたいに、電話連絡網を使って学級委員が保護者に電話をかける必要はなくなった。
でも今は、連絡が必要なことがあれば、学校からタブレット経由で直接、連絡がくる時代である。
それにしても、私にとって保護者会は毎回、憂鬱なイベントである。
今まで、保護者会が担任の先生へのゴマすり大会になったときもあったし、グループワーク(グループ・ディスカッション)を強要されたときもあった。
保護者会に行くたび、人間不信に陥る。
保護者会は私にとって「お腹いっぱい」のイベントなのだ。