50代・女、22年ぶりに献血に行く【2024年】
先日、献血に行ってきた。今年になってから2回目だ。
次男が卒乳してから長い間、献血に行こうと思っていた。
でも、コロナ等いろいろあって献血に行く時間がなかったのだ。
昨年は、小学校に入学したばかりの次男が風邪をひきまくり、親である私にも風邪がうつって体調が良くない日が多くて、献血に行ける状態ではなかった。
今年は次男も私も風邪を引く回数が激減したから、ようやく献血に行くことができた。
今年は2回、2月と6月に献血をした(400mL)。
400mL献血は女性の場合、年間2回まで可能だ。
私の場合、次回の400mL献血は、来年2月以降にならないとできない。
22年ぶりの献血
今年2月に久しぶりに献血をすると、献血センターのスタッフからは「22年ぶりの献血ですよ」と言われた。
え!そんなに献血していなかったの?
思えば、30代・40代はずっと仕事が忙しかったし、長男と次男の妊娠・出産・育児(授乳)が続いたので、長い間、献血に行けなかった。
22年前に献血した記録がきちんと残っていることに感動した。名前と生年月日、住所等で特定できるらしい。
献血回数の記録
私は20代までに30回近く献血をしていた。
・10代・20代…27回
・30代…1回
・40代…なし
・50代…2回
成分献血をたくさんしていたので、献血回数が多くなったのだ。
私は献血マニアだった
そういえば、私は若い頃、献血マニアだった。
16歳になって200mL献血ができるようになるとすぐ、献血をした。
でも30代半ばからずっと献血から足が遠のいてしまった。
私は元来、血が濃くて貧血は縁遠く、「血が濃いから献血に適している」と勝手に思っていた。
当時は若かったので、献血に行くと、献血ルームの看護師さん等スタッフに非常に喜ばれた。
多少血を抜いても、若いからすぐ元通りになる、と思われていたかも。
当時、最寄り駅に常設の献血ルームがあったのも大きい。
若い頃はヒマなとき、時間つぶしに献血によく行っていた。
若い人の献血離れが言われて久しいけれど、若い人への献血を促すためにも、常設の献血ルームが近くにあることはやっぱり大きいと思う。
当時は献血ルームに行くと、お菓子がたくさん置いてあった。
若い娘にとって、献血ルームではお菓子を好きなだけ「無料で」ふんだんに食べられるのが嬉しかった。
今はどうだかわからないが、バブルの頃は、ミスタードーナツのドーナツが食べ放題だった献血ルームもあった。
なんと贅沢な。
お菓子につられるなんて貧乏くさいと思う人もいるだろう。でも、若い女性にとって「どんどんお菓子を食べてください。しかも無料です」という場所はありがたい。
献血の検査記録がきちんと残っているのが嬉しい
献血の検査結果はハガキで送っていただいた(近いうちに検査結果ハガキの郵送は廃止されるらしい)。
過去5回までの検査結果がハガキに記録されていた。
ハガキに記載された過去の検査記録を見ると、1番古いもので25年前の検査記録が表示されていた。
そんなに古い記録もしっかり残っていることに感激である。
25年経っても、血液の検査成績はそれほど大きな変化がない。コレステロール値だけはやや上昇している。
赤血球の数や容積、ヘモグロビン濃度やヘマトクリット値は25年経ってもほとんど変わらない。こういった数値は体質によるものが大きいみたいだ。
グルコアルブミンの測定
最近は献血の検査で「グリコアルブミン」という値が測定されるようになった。
22年以上前は「グリコアルブミン」は測定されていなかった。
「グリコアルブミン」は糖尿病の指標だそうだ。
糖尿病の指標となる値が献血で分かるのは有難い。
久しぶりの献血
22年ぶりの献血。気分が悪くなることもなく無事に終わった。
「久しぶりなので、献血後ふらついて倒れるかもしれないから」ということで、献血が終わった後も45分くらいゆっくりしてから帰るように言われたが、大丈夫だった。
献血30回記念のスプーン
献血30回を記念して、献血記念のスプーンを日赤から頂いた。
献血30回記念のスプーン
50歳も半ばになると、そう頻繁には献血に行けない。
体調の良い時を選んで献血に行く必要がある。
でも、献血も何もかも「高齢者が若い人に頼ってばかり」では申し訳ない。
今後も、1年に2回は献血に協力し続けようと思っている。