【ピアノ】かたせ梨乃さんのインタビュー記事を読んで【三味線】

婦人公論・2022年3月号に女優・かたせ梨乃さんのインタビュー記事がある。

インタビューの内容は介護について。

かたせ梨乃さんはご両親の介護をされた経験があるそうだ。

一人っ子で仕事をしながらの両親のダブル介護は相当厳しい。

その後、ご両親は介護施設に移られたとのこと。

 

 

このインタビュー記事で私が注目したのは介護についてだけでなく、かたせ梨乃さんが趣味として「ピアノ」と「三味線」を嗜んでいるということ。

和楽器と洋楽器の両方を嗜んでいる人は、思いのほか少ない。

しかもかたせ梨乃さんは、大人になってからピアノはソナタを修了・小唄の名取を取得している。

かたせ梨乃さんは、ピアノ・三味線の両方ともかなりの腕前なのだ。

 

 

かたせ梨乃さんは、ピアノについてはソナタまで修了しているので、お気に入りの曲はある程度弾けるようになり「楽しくて仕方がない」そうだ。

50代でピアノを始めてソナタまで到達できるって、素晴らしい!

 

 

わたしも大人ピアノ練習中だが、ピアノ(洋楽器)だけでなく和楽器も習ってみたいと思っている。

和楽器と洋楽器を両方とも習得した場合、お互いに演奏にどんな影響があるのだろう。知りたい。

 

 

かたせ梨乃さんは「当たり前」のようにサラッと書いているけれども、50代から始めてソナタまで到達する人ってどれだけいるのだろう。素晴らしい。

 

 

「小さい頃からレッスンを始めたほうが上手になるに決まっているけれど、大人になってからの楽しみ方もある」とかたせ梨乃さんは話す。

ごもっともである。完全に同意します。大人ピアノの練習者にとって励みになる言葉だ。

ピアノというのは、ある程度のレベルまでのスキルを身に着ければ、その後は、自分の好きな曲を選んで弾くことができる。

そういう意味で、ピアノは経済的な習い事だと思う。

 

 

かたせ梨乃さんは今まで、水泳やダンス(フラメンコ)を趣味として続けてきたそうだ。

私は50代でピアノを練習していて、「拍(ビート)」の認識能力が落ちることを実感している。きちんと意識しないと拍がうまく取れないのだ。

かたせ梨乃さんが長年スイミングやダンスを通して拍を意識する機会が多かったことが、50代でピアノが上達した理由のひとつではないかしら。