園でのデリケートゾーンの扱い
次男が通う幼稚園には女性の職員しかいない。
幼稚園という場所はいまだに女性の園である。
ただそのおかげで、トイレトレーニングやトイレの時間は先生方に安心してお任せできる。
デリケートゾーンの扱い
最近は、幼稚園や保育園で男性の先生が増えている。
一方で、幼稚園に通う年齢にもなれば、羞恥心というものが芽生えてくる。
長男が通っていた保育園は男性保育士が多かった。
ふだんの業務では専門性があれば性別は関係ない。
ただ長男が通っていた保育園でデリケートゾーンの扱いについてもっと配慮してほしいと思うことがあった。
夏の日のプール遊びで
ある暑い夏の日、長男が通っていた保育園で保育参観があった。
屋外プールに入る前に、子どもたち全員を下半身を露出させたままで園庭に並ばせて、男性保育士がデリケートゾーンにシャワーをかけて洗う光景を目撃した。
男性保育士は「ぼくらはふだん(デリケートゾーンを)見慣れていますから」と話していた。
「自分たちはデリケートゾーンを見慣れているから変な気持ちは起きませんよ」と保護者を安心させたかったのだろう。
けれども、その光景を見て私はビックリした。
当然、見ていてあまり気持ちが良いものではなかった。
5歳児ともなれば羞恥心がしっかり芽生える。
その年になれば、みんなの前でデリケートゾーンを露出するのは嫌な女の子もいるだろう。
ましてや保育参観で男性の保護者も見ているのだ。
デリケートゾーンをみんなの前で見せるのが恥ずかしいと5歳の子どもが思うことは当然だ。
保育士との信頼関係とか保育士の専門性以前の問題だと思う。
デリケートゾーンの扱いについては園によって意識がかなり違うのかもしれない。
オムツを履いている年齢ならばともかく、羞恥心が芽生えている子どもに対しては人前でデリケートゾーンを見せない配慮をしてほしい。