胎動と生命力
母子手帳をとる
妊娠が確定し、役所に行って母子手帳をもらうように医師から言われるのはいつ頃が多いのだろうか。
ネットで調べてみると、心拍が確定した後、妊娠8~9週頃に医師から母子手帳をもらうように言われることが多いようだ。
私の場合は超高齢出産だったので、病院から母子手帳をもらうように言われたのは妊娠13週に入った頃だった。
心拍が確認されると流産の確率はぐっと低くなる。
妊娠12週をすぎると流産の確率はさらに低くなると言われている。
妊娠13週に母子手帳をもらうよう医師から指示があったということは、医師は流産の確率が低くなる時期まで母子手帳の取得を待ったほうがよいと判断したのだろう。
次男を妊娠した年齢が45歳と高齢なだけに、流産する確率が若い妊婦よりもずっと高い。
だから、母子手帳をとるようにとの医師からの指示が遅くても仕方がない。
次男の生命力
そんな次男を45歳で妊娠した時、生命力が強いと感じた。
最近はこのくらいの年齢で妊娠出産する人も結構多い。
妊娠初期に、妊娠前から通っている整体に行った。
整体の先生からは一言、(おそらく生命力が)「強い」と言われた。
つわりの波が来るとぐ~と気持ち悪くなった。
超高齢出産だったのでもともとの女性ホルモン値が低かったのだろう。
妊娠をしたとたん、女性ホルモン値を上げようと体が頑張っていたようだ。
次男を妊娠した年齢(45歳)を考えれば、妊娠が継続する確率よりも流産する確率のほうが高い。
けれども、次男を妊娠したときはなぜだか分からないけれども、流産するとはまったく思わなかった。
そして、なぜだか分からないけれども、出産まで何も起きないと確信していた。
当初の直感通り、妊娠経過中に何もトラブルがなく出産できた。
本当に有難かった。
次男は現在もとても丈夫で、風邪を引いても軽く済んでしまう。
次男の胎動
そんな次男の胎動をはじめて感じたのは、妊娠11週くらいだったかと思う。
「胎動にはちょっと早すぎるよなあ。気のせいかもな。」と当初は思った。
けれども、それ以後、胎動が少しずつ少しずつはっきり感じられるようになった。
おそらく間違いなく胎動だったと思う。
次男は最初からかなり大きめの胎児だったので、胎動を感じはじめるのが早かったのだろう。
次男は最終的には約4kgで出生した。
長男の胎動
確か長男を妊娠したときは、胎動をはじめて感じたのは妊娠15~16週だっただろうか。
一般に、初産婦よりも経産婦のほうが胎動を感じるのが早いといわれている。
経産婦であれば妊娠15~16週頃からといわれている。
気持ちに余裕をもって
別の記事(子宮筋腫合併妊娠)にも書いたとおり、高齢出産の場合、とにかく医師からあれやこれや色々と忠告される。
でも「気をつけるべきことを気をつけていれば大丈夫」というおおらかな心構えで妊娠期間を楽しむくらいの気持ちの余裕を持って過ごすのが大切だと思う。
なにか起きたらとビクビク・ドキドキ不安な日々を過ごすのは余計、体に良くない。
超高齢出産の場合、若い女性の出産と違って、最後の妊娠出産になる確率がとても高いのだから、楽しまないともったいない。