(徹子の部屋・視聴録)2022年8月11日(木)いしだあゆみ
2022年8月11日(木)のゲストはいしだあゆみ(登場人物は敬称略)。
上品なトンボの模様を帯にあしらえた涼しげな薄桃色の着物で登場。
ベテラン女優なのに飾らない素朴な人柄が好印象だった。
今回は盛りだくさんの話をしてくださった。
ブルーライト・ヨコハマから50年以上
今回の徹子の部屋では、いしだあゆみの名曲「ブルーライト・ヨコハマ」・「あなたならどうする」が流れた。
「ブルーライト・ヨコハマ」の大ヒットの際は、歌番組・地方営業…どこに行っても「ブルーライト・ヨコハマ」を唄ったことが印象に残っているそうだ。
「ブルーライト・ヨコハマ」のヒット時にいしだあゆみは20歳。
自身の若い頃の唄が流れると「なんだか、うまいですね。」と一言。
「ええ、お上手ですよ。」と黒柳徹子が応える。
義弟・なかにし礼の思い出
いしだあゆみのきょうだい4人は全員元気で、この歳になると、きょうだい仲が良いことが何よりと語る。
数年前に亡くなった義弟のなかにし礼について、『石田家のことを本当に大切に想ってくれたことを本当に感謝している』と語っていたのが印象的だった。
作家として鋭い意見を公に発していたなかにし礼だが、いしだあゆみにはとても優しく、色々なことを教えてくれたと話していた。
この番組では話が出なかったことだが、なかにし礼は自身の親戚のことで色々悩まされたと聞く。その分、奥様の親戚を大切に思っていたのだろう。
コンビニで人間観察
いしだあゆみは夜7時に寝て朝3時に起きる「超」朝型生活を送っているとのこと。
朝起きるとまだ暗くて冷蔵庫の電気しか付いていない状態だそうだ。
朝起きると、早朝にウォーキングをしているとのこと。
コンビニのイートインスペースで休憩していると、いろいろな人が来るので見ていて興味深いと話す。その話を聞いて、コンビニのイートインスペースの椅子にちょこんと座って、来た人をニコニコしながら眺めているいしだあゆみが思い浮かんだ。
ある日は、納豆4個入り×4パック=16個を一気食いする若い女性に遭遇したそうだ。
『本当に、世の中には色々な人がいるんですね』といしだあゆみは楽しそうに話していた。
移動も公共交通機関で
いしだあゆみはお仕事に行く際も、電車など公共交通機関で移動しているとのこと。
電車に乗って人間観察するのがとても面白いそうだ。
人生は線香花火
この番組でいしだあゆみが『人生は線香花火のようだ』と話していたのが印象に残った。
線香花火というものは、最初はちょろちょろと火が出て、そのあとで激しく燃え、またちょろちょろという火になって、最後は赤い玉になる。
自分の人生はもう『赤い玉』だ、といしだあゆみは言う。
そして『自分は最期どうやって亡くなるのか』を考えるという。
日常のほんの一瞬に幸せを感じられるようでありたい
いしだあゆみは、様々な分野で活躍する多彩なゲストが登場する徹子の部屋をいつも楽しみに観ており、『徹子の部屋』は勉強の場だと話す。
なかでも、徹子の部屋での松本白鸚ご夫妻の話が記憶に残っているとのこと。
いしだあゆみは『奥様が運転手として出先まで送ってくれるときのつかの間の15分間に幸せを感じる』と語る松本白鸚の話がとても印象に残っているそうだ。
『松本白鸚さんみたいに、普段の何気ない一瞬に幸せを感じられるようでありたい』といしだあゆみは言う。
なるほど、この話には共感した。
まとめ
「ブルーライト・ヨコハマ」という曲は、いしだあゆみの鼻にかかるような歌い方が印象的だ。
わたしも小さい頃よくこの曲をものまねして歌ったのを思い出した。
この曲がヒットした当時、いしだあゆみは20歳。
その年でこれだけ歌えるのだから素晴らしい。
今は女優として知られるいしだあゆみだが、歌手としても才能あふれる人だ。
あまり知られていないが、いしだあゆみは小さい頃フィギュア・スケートを本格的に習っていて、実姉は冬期オリンピックのフィギュア・スケートの代表選手だった。
小さい頃にフィギュア・スケートで養った身体感覚が、歌手としての才能を後押してくれたのではないかと思う。
徹子の部屋視聴録(俳優・歌手)
歌手
(徹子の部屋・視聴録)2022年2月16日(水)尾藤イサオ&今陽子
(徹子の部屋・視聴録)2022年8月11日(木)いしだあゆみ