頸部筋腫のせいで尿が出ない
私は頸部筋腫持ちだ。
私は次男を帝王切開で出産する際に巨大子宮筋腫を摘出したことは以前の記事に書いた。
そして、帝王切開時に子宮筋腫を摘出したのにも関わらず、別の筋腫(頸部筋腫)があることが発覚したことも、以前の記事に書いた。
朝、尿が出ない
次男の帝王切開のときにあわせて摘出したほうの子宮筋腫は、子宮体部と頸部の境目あたりにあった。
私のお腹に残っているほうの頸部筋腫は、帝王切開のときに摘出した子宮筋腫よりもさらに膣に近い部分にある。
最近たまに、朝起きると尿が出ないことがある。
ただ、朝起きて少し動くと尿が出るようになる。
尿が出ない理由は分かっている。
頸部筋腫が膀胱を遮っているのだろう。
尿が出ないのが「たまに」なのは、寝ているときの体の向きで、頸部筋腫がたまたま膀胱を遮る位置にあるときに尿が出なくなるからだろう。
筋腫を摘出してから4年以上経った。
残っている頸部筋腫が少しずつ大きくなってきたのかもしれない。
今のところ頸部筋腫による悪影響は「たまに尿が出なくなるときがある」ことだけだ。
この程度の悪影響ならば、筋腫摘出手術などせずにこのまま閉経まで乗り切れるはずだ。
妊娠中にも尿が出なくなった
ところで、なぜ尿が出なくなっても私がこんなに冷静なのかというと、次男の妊娠中、筋腫のせいで一時期「朝、尿が出ない」状態を経験していたからだ。
確か妊娠4か月だったと思う。
最初は焦った。
尿意があるのに尿が出ない。
けれども、朝起きて少し動くと尿が出るから「ああ筋腫が膀胱を遮っているのだ」とわかった。
ただ、尿が出ないと言っても毎日ではないし、尿が出なくなるのは朝起きたときだけ。
不思議なことに、朝、尿が出ない状態は長くは続かなかった。
尿が出ない状態が続いたのは1週間程度だったと思う。
その後はなぜか、出産まで尿が出なくなることは一度もなかった。
妊娠経過が進むにつれて子宮が大きくなるにつれて、筋腫の位置が膀胱を邪魔しない位置に移動したせいだろう。
私が経験した巨大子宮筋腫由来のトラブル
私が経験した巨大子宮筋腫由来のトラブルは幸いにも、
・今回紹介した「妊娠4か月頃に一時期尿が出なくなったこと」
・子宮筋腫が飛び出そうに書いた「臨月に子宮筋腫が降りてきて陰部がボコっとなった」
ことだけだった。
かなり痛いといわれている子宮筋腫の変性痛は妊娠中、まったく起きなかった。
本当に助かった。
妊娠中、何が起きても決して慌てず冷静に行動することが大事だ。