女子校に向いていない女子(ジャニタレに興味がない)
先日、辛酸なめ子氏の著書「女子校礼讃」という本の読書感想を書いた。
「女子校礼讃」を読んで、つくづく自分は女子校に向いていないと思った。
なぜなら私は「ジャニーズのタレント(ジャニタレ)に興味がない」から。
一方、ジャニタレ好きな女子は女子校で楽しい毎日を送れるだろう。
ジャニタレの魔力
小学生・中学生・高校生にはジャニーズタレントのファン(ジャニオタ)がたくさんいる。
もちろん共学校出身にもジャニオタはいる。
けれども、女子校は共学校よりもジャ二オタの比率が明らかに高いと思う。
わたしの黒歴史
今はジャニーズに興味がない私でも、小学生の頃マッチのファンだったという黒歴史がある(マッチさんの処世術)。
ただ私の場合、中学生になってジャニーズのタレントには興味が無くなった。
どんな子ども虜にする魔力が、ジャニーズ事務所のタレントには、ある。
そういう魅力を持ったタレントを発掘する能力が、ジャニー喜多川という人にはあった、ということだ。
ジャニーさんの性癖
若い男性タレントばかり大勢集めて合宿所に住まわせ、しかもジャニーさん自身は独身、というジャニーズ事務所について、中学生だった私からみても、ちょっとオカシな感じがした。
そうしたら、その後、元フォーリーブスの北公次を筆頭に旧所属タレントからの暴露本発表が続いた。
ジャニーさんがお亡くなりになったので今後は違うと思うが、今までは、ジャニーさんからの洗礼をくぐり抜けたタレントしか表舞台に立てないらしい、ということを知ってからは、ジャニタレに熱を入れる気にはなれなかった。
共学校:ジャニタレに興味がない率は高め
中学生の頃、私自身は興味がないジャニーズタレントの話を友人から延々と聞かされるのはちょっと嫌だった。
共学の高校に進学して、ジャニーズタレントの話をする人がいなくなって少しホッとした。
高校生になるとジャニーズ熱がおさまる女子も多い。共学校では、特に高校生にもなれば、ジャニタレについて騒いでいる人は見かけなくなる。
共学校の友人たちはみんな口には出さなかったけれど、高校生になってもジャニーズ?と思っていたはずだ。
ただ共学校出身でもジャニーズ好きはいる。実際、共学校で同級生だったわたしの友人のひとりもジャニオタだ。
けれども、共学校出身でジャニーズファンの人は女子校出身者より少ない。
女子校:ジャニオタが容認される暖かさ
女子校出身者はみんな「ジャニタレ好き」ではないと思う。
でも女子校にはジャニオタを容認する暖かさがある。
もし自分が中学から女子校に進学していたら、ジャニオタ率が高くて、興味がないジャニーズタレントの話を友人から何度も聞かされて、ウンザリしていたと思う。
女子校のようにジャニオタ密度が高い環境に6年間通うのは、私にとってはキツイことだ。
女子校の良さは一貫教育というが
「女子校の良さを実感するのは6年間中高一貫」、もっと言えば「小学校から高校までの12年間中高一貫教育」、という話もある。
確かにその通りだと思う。
6年間ないし12年間同じ学校に通えば、学校の理念が体に染みわたる。
でも、合う人には一貫教育で良いけれど、もし合わない場合、6年間ないし12年間同じ学校に通うのはツライ。
私も女子校を少しは経験してみたかったという気持ちもちょっとある。
けれど私には女子校は3年間で十分だ。
ジャニオタ:私の失敗談
共学校に居た時のノリで、ある成人女性の前でジャニタレを貶める発言をしてしまい、後でその人がジャニオタだと知った、という失敗をしたことがある。
日本社会で「ジャニーズを貶める発言」は政治の話と同様にタブー、ということを私は知らなかった。
私自身、共学校に通っていてジャニオタが周りに多くなかったせいもある。
ジャニオタというのは中高生だけでなく成人女性にもたくさんいる・しかも年配者にも普通にたくさんいることに気づかなかったのは不覚だった。
よくよく考えてみれば、ジャニーズタレントのコンサートがあんなに満員御礼なのは、それだけジャニオタが世の中に沢山居ることの証だ。
それ以降、わたしは「ジャニーズを貶める発言」をするときは状況を慎重に判断するようになった。
ジャニタレの話をする男性塾講師ってどうよ
ところで、男性塾講師の中には、女子生徒からの受けを狙っているのか、ジャニタレの話を積極的にする人がいる。
そういう人はたいてい、娘が女子校に通っていたりする。
詳しい事情など知らない小中学生がジャニタレのファンになるのは致し方ない。
でも大の大人(それも男性)が、ジャニタレを無条件に褒めたたえるのはどうかと思う。
ジャニーさんの性癖を知らないでジャニタレを褒め称えているのだろうか?
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