共学校のメリット(身の丈を知る)
たとえば共学の難関大学付属校のようにモテ系男女の比率が高い共学校を除けば、モテ系女子校に通う女子は、普通の共学校に通う女子と比べて男女交際率がずっと高いと思う。
そのあたりについては最近、(読書感想)女子校礼讃(著者:辛酸なめ子)にも書いた。
とはいえ、共学校に通うのはお年頃の男女ばかりなのも事実。
だから共学校では当然のごとく、
・男子の間では「可愛い女子ランキング」なる格付けが、
・女子の間では「カッコいい男子ランキング」なる格付けが、
なされる。
ランキングの常連に名を連ねる男女は美男美女・モテ系で男女交際率は高い。
一方で、その他大勢は、卒業まで男女交際に関わることは少ない。
その他大勢はランキング作りに協力はすれど、卒業まで男女交際と無縁な「石ころ」として存在し続ける。
共学校にいるその他大勢は「モテ系から外れる」という経験を通して、自分の市場価値というか、身の丈を知る。
モテ系と非モテ系
共学校の女子は一部のモテ系と、その他大勢の非モテ系で構成される。
共学校の非モテ系女子は「王子様幻想=王子様がいつか白馬に乗って迎えに来てくれる」という無駄な夢を見ないで済む。私もその非モテ系女子のひとりだった。
モテ市場における自分の立ち位置を実感でき、「身の丈を知ることができる」点は、女子校にはない共学校のメリットだ。
非モテ系のどんでん返し
とはいえ、男子高校生の間で人気が高いのは今も昔も「可愛い系」女子だ。
中高時代、大人っぽい美人は割と冷遇されていたりする。
中高時代は「非モテ系」でも、大学生や社会人になってから「モテ系」に変身する女子も少なくない。
所変わって国変わればモテ系になることがある。
中高時代「非モテ系」であっても、将来どうなるかは分からない。
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