書籍「ママがいい!」を読んで思ったこと
前回、松居和氏の著書「ママがいい!」の読書感想を書いた。
(読書感想)ママがいい!母子分離に拍車をかける保育政策のゆくえ(著者:松居和)
松居和氏の著書「ママがいい!」を読んで思ったのは、
「親が子どもへの関心を持たなくなれば、国が壊れる」
「国を壊したいならば、子どもへの関心を親から奪えばよい」
ということだ。
国を壊したいならば
上のブログ(内海新聞のブログ|凶悪犯人は更生するのか?)をふと目にしたときにも、そう思った。
親が子どもへの関心を持たなくなれば、親からの愛情を受けられずに、大人になっても自分に自信がなく、たとえば薬物に頼って精神的健康を保つ大人に成長する。
欧米諸国と比べて日本の犯罪率がかなり低いのは、日本では欧米諸国と比べれば、きちんと手と目をかけてこどもを育てる親が多いからだと思う。
日本では今「女性の労働力の活用」という美辞麗句で保育園を増設し、実際には母親から子どもを引き離す保育政策が実行されている。
せっかく子どもが安定して育つ環境が日本には存在していたのに、それが「保育政策」によって静かに壊されている。
心の根っこが耕されないまま大人になる子どもが増えるのかと思うと、やりきれない思いだ。