内向的な子どもは「お受験」には向いていない【しみじみ思う】

次男は人見知りが強い、内向的な性格だ。

知らない人とはなかなか打ち解けられない。

次男はおそらく、わたしとおなじINTJだろう(INTJの女)。

 

次男、3歳頃までは、大人よりも同年代の子どもがダメだった。

それでも、幼稚園生活を経験することで、年長組になる頃には同年代の子どもと普通にやりとりできるようになった。

次男は今はむしろ、子どもよりも権威ある大人(学校の先生など)を警戒している。

 

次男は人見知りの性格ゆえに、幼稚園・小学校受験では不利だと思っていた。

だから小学校お受験は断念した(小学校お受験を考える私立小学校を受験するか、悩む)。

 

受検倍率が1を超えていれば、誰かを不合格にしなければならない。

そうなると、人前で黙る・緊張して泣く子は不利である。

たとえ潜在的に豊かな感性や表現力を持っていたとしても、それを人前で表現できなければ合格できないのが「お受験」

お受験ではやっぱり人前で自分の意見をはっきり言える子どものほうが有利だ。

 

対照的に、中学以降の受験であれば、人前でうまく話せなくても、文章で思考力や表現力を表現できる。

内向的な子にとって自分をアピールする方法はむしろ、中学以降の受験ではたくさん用意されている。

 

先日、私学への編入を考えて、私立小学校を見学しに行った。

でも、説明会で学校側の話を聞いてみて、私学への編入はやっぱり断念することにした。

 

こどもが面接で上手く話せないと、合格は難しいと感じたからだ。

周りを見て動く奥ゆかしいタイプより、授業中に答えが分からなくても「はい!はい!」と手を挙げるタイプがお受験では有利だ。

行動観察で周りの子とも上手くやれても、向的な子どもにとって最大の関門が「面接」である。

 

次男は編入試験の面接で緊張してしまい、上手く話せないかもしれない。

たとえペーパー(筆記試験)の成績が良くても、面接で落とされる可能性がある。

次男の性格を考えると、お受験はさぞかし負担だろう。

中学以降の受験で本領発揮してもらったほうが次男にとって良いと思った。