少年野球の勧誘がしつこい件
小2次男が通う公立小を拠点とする少年野球チームがある。
次男の同級生がそこの少年野球チームに所属している。
次男いわく、その同級生は「少年野球チームの体験会に来ないか」といろいろな子に声をかけているそうだ。
次男の学年でそこの少年野球チームに所属している子が他にいないらしい。だから、どうしても同級生のチームメイトが欲しいみたいだ。まあ、その気持ちもわかる。
でも、次男が小6になるまでの今後4年間ずっと、そこの少年野球チームからの勧誘が続くのかと思うと、ちょっとうんざりだ。
少年野球チームはどこも団員不足だ。
近所のスーパーの掲示板には、周辺の少年野球チームの団員募集のチラシがいくつも貼ってある。
団員募集のチラシはほとんどが少年野球のものだ。
正直言うと、少年野球チームの勧誘はやっぱり迷惑だ。
次男には「少年野球だけはやってもらいたくない」と思っている。
土日がすべて野球試合でつぶれるのは勘弁してほしい。
わたしも夫も若くないから土日はしっかり休息を取りたいし、土日は家族でいっしょに過ごす時間にしたい。
それに、少年野球チームの親同士の面倒くさいトラブルに巻き込まれたくない。
次男が通う小学校を拠点とする少年野球チームは最近、学童クラブやPTAを介して「野球体験会」を開いている。
少年野球チームが新規団員を獲得する手段として「PTAを利用すること」がネットでも推奨されているからだろう。
PTAや学童クラブでの親の繋がりを介して少年野球チームに勧誘しようとしているのだ。
これも本当に迷惑。
PTA活動がやりにくくなる。
「親のお手伝いは一切禁止」・「土日の練習参加は任意」チームならば入っても良いよ、と次男には行ってある。
土日の練習も親のお手伝いもないチームは実際にはほぼ存在しないだろうから、実質「少年野球チームには入るな」と言っているのに等しい。
わたしは小さい頃からプロ野球を観るのが好きだった。だから70年代80年代のプロ野球には詳しい。
神宮球場・後楽園球場・横浜スタジアム・西武球場・川崎球場で試合を観戦したこともある。
子どもの頃は毎日、新聞のスポーツ欄で各チームの順位を確認していた。
わたしは昔の「濃い」プロ野球選手が好きだ。たとえば現役時代の金田正一・張本勲・江夏豊などの「濃すぎる」エピソードを読むのが大好き。
だから野球のルールは当然理解しているし、野球というスポーツ自体は嫌いじゃない。
でも、「生活すべてにおいて野球が最優先=野球狂」の知人・友人・親類をみていて、わが子に少年野球だけはさせたくないと思うようになった。
親のお手伝いも土日の練習もないチームが本当にあるならば、次男が望めば入団してもいいと思っている。
「親のお手伝い禁止」・「土日の練習参加は任意」なチームはネット上でも盛んに取り上げられている。
でもそういうチームは大人気で、すでに満員で入団するのは難しい。それだけ「親のお手伝い禁止」・「土日の練習参加は任意」なチームならば入団したい親子がたくさんいる、ということだ。
ニーズが大きいにも関わらず、「親のお手伝い禁止」・「土日の参加練習は任意」を掲げる少年野球チームが増えない不思議。
それだけ「親のお手伝い廃止」に反対する勢力が強いのだろうか。