野球を長くゆるく続けられる環境がない
うちの次男は今のところ「野球大好き」だ。
次男は、幼稚園から帰ってくると毎日「キャッチボール」している。
毎日キャッチボールにつきあう親(わたし)はクタクタだ。
けれども、キャッチボールを毎日続けているせいで、次男がボールを投げられる距離は少しずつ伸びてきたし、グローブでボールをつかむのも上手になってきた。
次男がもうすこし大きくなったら野球教室に通ってもらいたい。
野球教室についていろいろと調べてみると「野球を長くゆるく続けられる環境がない」ことに気づいた。
少年野球:すごく熱心な親がいる
幼児が参加できる野球教室は大別すると、
(1)地元の少年野球チームの練習
(2)プロ野球チームが運営する少年野球教室
(3)株式会社が経営する少年野球教室
がある。
特に、幼児から野球をやる子どもは、親が野球に熱心な場合が多い。
「将来はプロ野球選手に」とか「甲子園に出場したい」とか「強豪校で野球をさせたい」という親が多いのだ。
そういう野球熱心な保護者とは温度差を感じる。
ウチはそういう将来の希望はまったくないから。
なにせ自分の遺伝子を受け継いだ次男だ。
逆立ちしてもプロ野球選手なんかにはなれないのはわかっている。
小さい頃は「野球が楽しい」と思ってくれればよい。
中学生くらいになって自分の判断で野球をやりたいと思ったときに野球をやってくれればいい。
けれども、ライトな感覚で野球を長く続けられる環境がないのだ。
(1)地元の少年野球チーム:お手伝い問題と土日がつぶれる
幼児が野球をやる場合、地元の少年野球チームに入るという手がある。
けれども、地元の少年野球チームは
・お茶当番・車出し・グラウンド整備などのお手伝いが大変
・土日が試合でつぶれる
という問題がある。
小学生のうちからそんなにたくさん試合をする必要があるのだろうか?
でも、そういう疑問をぶつけた時点で入団を断られそうだ。
(2)プロ野球チームが運営する野球教室:人気が高くてなかなか入れない
首都圏にはプロ野球チーム(読売ジャイアンツ・西武ライオンズ)が運営する野球教室がある。
プロ野球チームが運営する野球教室では、元プロ野球選手がコーチをしていることもある。
ウェブサイトをみると、保護者世代になじみがある元プロ野球選手の名前が講師として並んでいる。
憧れのプロ野球選手から直接指導してもらえるため、人気がある教室はすぐに定員が埋まってしまうそうだ。
(3)株式会社が運営する野球教室:それなりにおカネがかかる
株式会社が運営する有名な野球教室がある。
株式会社が運営する野球教室は「親のお手伝いが要らない」のが最大の売りである。
少年野球の欠点を解消したことがうけているのだろう。
この野球教室は現在、全国に600以上もの野球教室を展開しているそうだ。
競合する野球教室がほかにない。
だからこの野球教室はビジネス的には大成功である。
けれども、月謝のほかにユニフォームのようなものを購入しなければならなかったり、合宿への参加を求められたりで、お金が結構かかりそうだ。
結論としてはどうしようか
結論として、今後どうするかというと、
「年長組の後半からプロ野球選手が運営する野球教室に参加しつつ、地元の少年野球チームでお手伝いの負担が少ないところを探す」
ことになるだろう。
こどもたちが野球を楽しむために「野球を長く楽しく続ける」環境がもっと整ってほしいものだ。