5歳：ぴあのどりーむ３の感想【子ども向けピアノ教本】

2022年7月17日 2024年6月26日

mama

ピアノを習い始めた次男5歳。

最近「ぴあのどりーむ３」が終わった。

ぴあのどりーむ３

ピアノ教室を変えてから今まで、次男のピアノレッスンは順調に進んでいる。

ピアノ教本「ぴあのどりーむ」は幼児・小学校低学年向けなので、とにかく進むペースが「ゆっくり」だ。

例えると、ぴあのどりーむ３の最後に収録されている曲でも「楽譜が読める大人初心者なら初見で弾けるレベルの曲」である。

進度がゆっくりの「ぴあのどりーむ・シリーズ」。

それでも、さすがに３冊目のぴあのどりーむ３になると「左手は和音・右手はメロディー」の曲が増えてくる。

それでも「ぴあのどりーむ３の収録曲では和音は指２本まで」 というように、曲の難易度は１冊の中で一貫している。

収録曲の難易度がキレイに揃っているから、「ぴあのどりーむ・シリーズ」は教える側としては使いやすい教本である。

ぴあのどりーむ１・２・３…と少しずつ難しくなるにつれて、曲も長くなっていく。

・ぴあのどりーむ１…４小節または８小節の曲が中心。

・ぴあのどりーむ２…８小節の曲が中心。

・ぴあのどりーむ３…１２小節や１６小節の曲が登場する。

「ぴあのどりーむ３」には有名な曲がたくさん収録されている。

ぴあのどりーむ３の収録曲の約半分は周知の曲だ（対照的にぴあのどりーむ１・２の収録曲には有名な曲が少ない）。

そのせいか、次男はぴあのどりーむ３に入ってから、知っている曲を弾くのが楽しくて仕方がないようだ。

次男、ぴあのどりーむ３に入ってからは自分から積極的に練習をするようになった。

次男が良く弾いているのは
・ハッピーバースデー
・ちょうちょ
・ぶんぶんぶん
・マーチ（子犬のマーチ）
など。

やっぱり「長く歌い継がれてきた曲は後世まで残るだけの良さがある」のだ。

有名なブログ「あるピアノストの一生」（※）では、ピアノ教本としてのぴあのどりーむシリーズの評価はあまり高くない。

「ぴあのどりーむ３」がブログ「あるピアニストの一生」（※）でそこそこ評価されているのは、有名曲がたくさん収録されているからだろう。

（※）2024年2月20日追記：あるピアニストの一生のサイトは2024年2月20日現在アクセスできない状態である。一部だけアーカイブとして閲覧可能である。

「ぴあのどりーむ３」には、著者（田丸信明氏）自作の曲でも良い曲があるとわたしは思う。

著者自作の曲のなかで、次男は、
・のぼっておりてゴールイン
・わたぐもふわり・
・はずんだボール

をよく弾いている。

なかでも「わたぐもふわり」は次男のお気に入りで、先生にマルをもらった後も「わたぐもふわり」をいつも弾いている。

「ぴあのどりーむ３」に入ってから次男は自発的に練習することが増えた。

次男をピアノ好きに変えてくれた「ぴあのどりーむ３」に感謝である。