ぴあのどりーむ6に進まなかった理由

小2次男はピアノを習っている。

次男はピアノ教本として、ぴあのどりーむ1から5を使ってきた。

 

昨年ぴあのどりーむ5が終わり、次の教本をどうしようかという話になった。

同じピアノ教室に通っているほかの生徒を見ていると、ぴあのどりーむ5が終わるとそのままぴあのどりーむ6に進むようだ。

でも、いろいろ考えた結果、先生と相談して、次はぴあのどりーむ6に進まず、ほかの教本に進むことにした。


ぴあのどりーむ5

 

ぴあのどりーむ6に進まなかった理由

同じシリーズの教本に飽きた

実は、次男がピアノの練習に飽きてきたように感じていた。

次男はぴあのどりーむ1から5を使ってきた。

新たな刺激になる曲を次男に弾かせてあげたいと思ったのだ。

 

ぴあのどりーむ5ですでに16分音符や三連符を学んでいるから、ブルグミュラー25の練習曲を弾くための下地はできている。

次男の場合、ぴあのどりーむ6に進む意義があまり見いだせなかった

 

伴奏は左手にほぼ固定

ぴあのどりーむシリーズでは基本的に、左手伴奏の曲がほとんど。

9割以上の曲が左手伴奏だ。

ブルグミュラー25の練習曲では左手が主旋律となる曲が登場するので、これ以上、ぴあのどりーむ6を使って練習する意義が感じられない(次の教本がブルグミュラー25の練習曲になるとは限らない。ブルグミュラー25の練習曲を全曲練習するかどうか分からないが、何曲かは弾く機会は今後あるだろう)。

 

伴奏形が限られている

ぴあのどりーむ6の収録曲では、左手の伴奏形が和音かアルペジオが多い。

次男がぴあのどりーむ系の教本に飽きてきたのも、ぴあのどりーむの伴奏形が単調だという理由が大きいと思った。

伴奏形としてもっと多くのバリエーションを学習したほうがいいと感じていた。

 

 

レベル的に簡単に弾ける曲が多い

次男は発表会用の曲として、ぴあのどりーむ6最後の「つむぎ歌(エルメンライヒ)」と「トルコ行進曲(ベートーベン)」を練習して弾けるようになっている。

ぴあのどりーむ6の最終曲であるこの2曲を難なく弾けるのだから、ぴあのどりーむ6を新しい教本として使う意義が感じられない。

 

まとめ

ぴあのどりーむシリーズは進度がスモールステップでゆっくりと難しくなっていく。

ゆっくりと確実に練習したい子には良い教材だ。

 

ただ、もっと色々な曲を弾きたい生徒にはぴあのどりーむはちょっと物足りない

「ピアノ教本ガイドブック」には、ぴあのどりーむ4または5終了時に別の教本に移るパターンが紹介されている。

(読書感想)ピアノ教本ガイドブック~生徒を生かすレッスンのために~(著者:山本美芽)

 

次男もぴあのどりーむ1~4あたりまでは積極的に取り組んでいた。

けれども、ぴあのどりーむ5の最後のほうになると単調な繰り返しがある曲が増えてきて、次男は飽きていた。

そして、ぴあのどりーむ6は次男にはちょっと物足りない感じがした。

 

そこで今回、次男はぴあのどりーむシリーズについてひとまず卒業となった。

永らくお世話になったぴあのどりーむシリーズに感謝申し上げる。

 

ぴあのどりーむの練習記録

こどものレッスン

ぴあのどりーむ1:5歳:ぴあのどりーむ1がもうすぐ終わる

ぴあのどりーむ2:5歳:ぴあのどりーむ2が終わった

ぴあのどりーむ3:5歳:ぴあのどりーむ3の感想【子ども向けピアノ教本】

ぴあのどりーむ4:6歳:ぴあのどりーむ4が終わった

ぴあのどりーむ5:7歳:ぴあのどりーむ5が終わった

ぴあのどりーむ6に進まなかった理由

 

大人のレッスン

大人が弾いてみた・ぴあのどりーむ4

大人が弾いてみた・ぴあのどりーむ5

 

ぴあのどりーむ:いつブルグミュラーに進むのか