PTA会費は学校の「ヘソクリ」か
最近読んだ記事で印象に残ったこと。
「PTA会費で学校の備品を購入することが常態化している」ということ。
学校の予算は、年度ごとに決められていて融通が利かない。
突発的に修理や交換が必要になった備品をPTA会費で購入できるのは、学校にとって助かる。
予算が大量に余り、次年度に繰り越しているPTAは少なくない。
上の記事ではエアコン代やベンチをPTA費で賄った例が書かれている。
こどもたちが通う学校のPTAで私が見かけたもので多かったのは「鼓笛隊・ブラスバンドの楽器をPTA会費で購入した例」だ。確か「卒業記念」という名目で楽器が学校に寄付されていた。
楽器は高額なものも少なくない。
トランペットやホルンなどの金管楽器は最低10万円はするだろう。
PTA費でグランドピアノを購入した、という例も聞いたことがある。グランドピアノの価格は100万円は下らないはずだ。
次に多いのが「周年行事費用の積み立て」。
これって必要?
以前にも書いたが(周年行事は必要か)、一般保護者は参加できず教職員と地元の名士だけが参加できる周年行事祝賀会をPTA費用で賄うのはどうかと思う。
PTA会費を大量に余らせて高額な学校備品に充てるならば、PTA会費をもう少し安くしてほしいといつも思う。
それほど高額でないならば、卒業記念として学校に備品を寄付するのは悪くないと今までは思っていた。
けれども、50万100万する高額な楽器の寄付を学校がPTAに求めるのはどうかと思う。こどもたち全員がその楽器を使うわけでじゃないし。
使わなくなった中古楽器を広く一般市民から寄付を募れば結構集まると思うのだが、どうだろう。
PTAについて(まとめ)
役員決め
非加入問題
PTA活動あれこれ
【保護者会】グループ・ディスカッションはやめてくれ【PTA】