川上哲治という人（広岡達朗と落合博満の対談を読んで）

川上哲治（以下登場人物は敬称略）といえば、巨人V9時代の名監督である。

この川上哲治は先の大戦中、俳優・丹波哲郎の上官だったそうだ。

軍隊に所属していた頃、丹波哲郎は川上哲治からしごきを受けていたそうで、「隊にいた者で川上を嫌いな者はいないといえるほど、川上は嫌われていた」と丹波哲郎は後に述べている。

広岡達朗と落合博満の対談では、広岡は「川上哲治は嫌いな者に対して容赦なくしごく」と回想している。

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川上哲治は軍隊時代の所業と同じことを野球界でも繰り返していた、ということだ。

なるほど、人の性格は容易には変わらないのだ。